タイトル
発行者 ハルボン倶楽部・広報部

庭にやってきた小鳥の写真野生動物と出会う暮らし

庭の隅っこに板を取り付け、その上に水と半分に切ったミカンを置いておくだけでメジロがやって来る。近付くと逃げるのでなかなか写真に撮ることが出来なかったが、やっと成功した。
俺は鳥のことはほとんど知らないが、メジロだけはよくわかる。子供のころ「トリモチ」で捕まえては飼っていたのだ。ここでは野生動物とよく出会う。 初秋の黄昏時には手を振れば当るほど赤とんぼが舞い、その上にはカラスが喧しく舞い、さらに上空にはトンビが風に乗って舞っていた。 夜釣りの帰り、車のライトに照らされていたのは野うさぎで、「あんた、だあれ。?」と俺をキョトンと見ていた。親子連れのキジが道路を横断していた。 テレビで観たカルガモの親子連れそっくりで笑ってしまった。ミミズクも観た。狸も観た。直ぐ下の漁港近くの森には、体長1mは越す海鵜が何十羽と羽を休めている。
夏の夜、ベランダで対岸の夜景を眺めながらビールを飲んでいたら何やらゴーンと頭に衝突してきた。なんとカブト虫である。それもご丁寧にツガイである。 名も知らぬ鳥や虫達は数知れない。いよいよする事が無くなったら、ここで観ることの出来るすべての動物・虫の名前を調べてやろうと思っている。


税務署にウルトラ陰険光線炸裂か?

退職すると自分で確定申告をしなければならない。淡路島の税務署には門があり、入ったところに、そこいらの碑銘などひれ伏してしまう巨石に「署務税本洲」と刻まれている。 いかにも古めかしく「俺たち、威張るんだからね。」と言っている。
嫌な予感通り、すぐ「退職金の源泉徴収と住民票が足りないので出直して来い。」と言われた。俺は「退職金の税金はもう払ってるやろ。ウンナロー!」とウルトラ陰険光線を発射した。 洲本税務署の巨石の写真 すると「ええ、ですから還付金の計算に必要なんです。」「エエッ、カンプ…って、税金払うのでなく、もどってくるの?」「そうです。」 「来ます、来ます、何度でも来ます。税務署好きよ!」と顔より大きなオメメの夢見る少女顔になった。
あくる日手続きすると50万円程還ってくると判明した。「税務署さん、威張ってていいのよ。ずっとふんぞり返っていなさい。」と喜んだ。 しかし、10日後再度呼び出し状がきた。行くと間違いがあるので書類を書き直せと言われた。「間違ってるって、これあんたの言うとおり書いたやつやで。」
何度も平謝りしていたが、結局還付金は10万円減ってしまった。冷静に考えると1円も損はしていないのだが、心情的には10万円なくしてしまったようで、喪失感に立ちすくむハルボン倶楽部であった。

ハルボン倶楽部喫茶部のカンバンの写真 喫茶部、風雲急の予感……

「喫茶部」の看板を建てた。実に怪しくて良い。オープン日のメドはたっていないので準備中になっている。ここ何日か小春日和が続き、散歩人がふえる。 すると「これ何ですか?」組から、図々しいのまで顔を出す。この前の日曜日には初対面の6人を含め13人来た。「準備中になってるやろ。」「分かってるよ。」「だからまだ開店してないの。」 「ええねん。喫茶部にきたんちゃう。あんたとこへ遊びにきたんや。はよコーヒーしてんか。」う〜む、断る理由がない。これだと開店しても我家の客か喫茶部の客か見分けがつかない。 それなのに「日曜の朝はモーニングサービスをしろ。」「常連には回数券をだせ。」「かわいいウエイトレスを雇え。」などとうるさい。「うちの女房じゃいかんのか?」「イカンとは言わんがどこの世界にも年齢制限ちゅもんがあるやろ。」 う〜む正しい。俺が目指しているのは神出鬼没の怪しい喫茶部なのに騒がしいだけのアホバカ喫茶になってしまいそうだ。

うどん部の苦悩

「うどん部」は俺の性格を反映して地味ながらコツコツと活動を続けている。その甲斐あって2組の夫婦から入部の申し込みがあった。「ところで君たちの好きなうどんは何かね。?」 男2人は即座に「カレーうどん」と答え、満足そうに顔を見合わせている。「バババ、バッカモーン。カレーうどんは邪道だー。二人とも除名だー。」と一喝した。 かくして入部5分後には除名されるという異常事態となった。これを不服とする2人は密かに「カレーうどん部」を独立発足させ分派活動を目論んでいるようだ。 そして時々「それじゃー、焼きうどんはどーうするんだ。えっ。」とか、「味噌煮込みうどんの扱いによっては、東海地方全域を敵に回すことになるぞ。」 「すき焼きの最後にぶち込むうどんの位置付けを述べよ。返答によっては、今度すき焼きするとき、お前だけうどん食わさんけんね。」などと執拗に反撃してくる。 それでも俺は凛として答える。「うどんの王道は『きつね』と『釜揚げ』だ。」  読者の意見を求む。

水仙卿の写真 淡路島に春を告げるものたち……

一足早い春告げは水仙だ。お奨めは「黒岩水仙郷」。2月初旬が満開。
キビナゴ漁が解禁。各家ではキロ単位で購入し「くぎ煮」を作る。家によって少しずつ作り方も味も違うらしい。今年挑戦したいと思っているのだが……
菜の花畑。元々花栽培は盛んだが、主力の「カーネーション」「金盞花」はハウス栽培で外からは見えない。菜の花は露地栽培なので一面黄色と薄緑の絨毯を楽しめる。
ある農家の「しだれ梅」は有名で、新聞にも大きく写真が載っていた。今が満開らしい。車で15分位のところなので行ってみるつもり。 我家から見える海にワカメの養殖筏が並んでいる。もうすぐ水揚げされ浜に干される。近くの浜でアサリが採れるようになった。