「夕日の家」提供・幸せな一日!

果樹農家・IK夫妻正しい田舎の正しい果樹農家 夕日の家のMT夫妻のお誘いでビワを貰いに行った。着いた処は、淡路島にもまだこんな田舎が在ったのかと思わせる奥深い山間の斜面に広がる果樹園だった。 作業場では、IK夫妻(81歳)が出荷作業に追われていた。MT夫妻と親しげに言葉を交わす。少しはなれたところに在る家屋敷は刀を差した武士が現われても不思議でないたたずまいだ。 常隆寺境内目的はビワだったのだが俺が目を奪われたのは柿の樹だ。その一枚一枚の葉は、大きく、分厚く、緑が濃く、正に命が輝いていた。この樹で熟した柿が不味かろうはずはない。 柿大好き人間の俺は「収穫はいつですか?そのころ必ず又来ます」と叫んでいた。毎年分けてもらいたいと思うが、気になるのは、この素晴らしい果樹園に後継ぎがいないことだ。 俺の知っている専業農家は全てそうだ。つらい!

癒しの寺 果樹園を後にして、さらに山道をドライブ、両側に紫陽花がほど良い間隔で咲いている道を抜け、着いたのが常隆寺である。特別な建物などがあるわけではないが、境内に入ったとたん気持ちが洗われる気がした。お寺はこうでなくっちゃ。四季折々訪ねると決めた。ここにも81歳のおばあさんがいて、MT夫妻と親しげに話をしていた。本当に不思議な夫婦だ。

真面目なメロン真面目な夫婦の真面目なメロン 一旦サンセットロードに戻り途中注文しておいた焼き穴子を受け取り、MT夫人のいう「真面目なメロン農家」に向かう。生真面目なOO夫婦がメロンを栽培しているので、すこぶる真面目なメロンが出来るのだそうだ。夫人は「ここでは冗談や駄洒落を言ってはいけません。」と俺に言う。「ということは、俺にしゃべるなと言っているのか」「そうだ」「了解」。山積みされたメロンに「お前ら本当にみんな真面目なんか?一人ぐらい与太ってンノおるやろ」と声を出しかけたがかろうじて堪えた。

播磨灘・夕陽の道播磨灘・夕日の道 MT邸に戻り珈琲をいただく。目の前の播磨灘が少しずつ赤みを帯びる。窓辺に立つと夕日の道が足元まで続いているように思える。このまま歩き出せば光に融けてしまいそうだ。厚かましくお風呂にも入れてもらう。運転があるのでビール持込を断らねばならないのが無念だった。湯船から夕日が完全に姿を隠すのを眺めていた。そのまま少し眠ってしまったようだ。風呂から出ると、ご主人特製の穴子丼が待っていた。穴子丼は、いつか食わせろと強くリクエストしていたのだ。偶然知り合いの漁師がピチピチのサヨリを届けてくれたので、その塩焼きも饗された。ご主人のテンポのよい江戸弁と夫人のマッタリした船場言葉が飛び交う。人と人との出会い・繋がりは不思議だと改めて思った。2年少し前淡路島にきたときは誰一人知る人はいなかったのだ。俺たち夫婦は、何ゆえMT夫妻にこんな楽しい一日を提供してもらっているのだろうか。解からん!きっとこれは夢の中の出来事なんだろう。

「海平の郷」ご近所宴会テーマソング

前出のMT夫妻に海平のご近所宴会に参加してもらった。我々のアホバカ宴会に何の違和感も無く溶け込んだのは流石であった。一応俺のパエリアがメインのはずだったのだが、小作農HS夫人がエライ気合の入った料理にワインゼリーのデザートまで持ってきて、あえなく敗退した。宴もたけなわの頃、俺は前日、突発的にできた「ご近所宴会テーマソング」をギターで弾き語りした。これがウケた。今、募集している淡路島のイメージソングに応募しよう。当選したらCD化しよう。ディレクターはマロ、営業はYT夫妻、ジャケット撮影は小作農、とドンドン割り振られる。しかし例によって口は出すが金は出さん奴ばかりで頓挫した。

淡路島    by ハルボン倶楽部
一. 淡路島に架かる橋なのに
なんで明石大橋やねん
淡路島に架かる橋なのに
なんで鳴門大橋やねん
納得いかん! このままじゃ
淡路島は泣いている
二. 淡路島の東の海なのに
なんで大阪湾やねん
淡路島の西の海なのに
なんで播磨灘やねん
これじゃいかん! 影が薄い
我らにもっと淡路島を!

忙しい週末

大物のチヌ金曜日の釣りで久し振りの大物《チヌ42cm》をあげた。あくる土曜日、喫茶部の客全てに現物を見せながら自慢したのは言うまでもない。閑話休題。喫茶部を閉めるころ、そこにいた7人で「たまには動かん寿司を食べに行こう」ということになった。30分後再集合とし散会したところにコマロから電話。「自慢し放題宴会をしてやるから、チヌ持って来い」「今、動かん寿司食べに行く相談がまとまったところや」「ホンならチヌだけ持って来い」だと。チヌを届け、7人で島の東側の室津漁港近くのすし屋に出かけた。「ふれあい工房」のSO夫人は、その夜、月下美人が咲く予定なので、何人かに8時集合と声を掛けてあるという。俺は3年ぶりの動かん寿司に感動しつつ、持ち帰りの寿司も頼むなど結構慌ただしい。ギリギリセーフで工房に帰り着く。他の人はそのまま月下美人を観賞、俺はコマロ邸へ。超豪華版月下美人そこでは6人で小規模宴会をしていたが、提供したチヌとお土産寿司のせいか拍手で迎えられた。こんなに友好的に迎えられるなんて嘗て一度も無かったことだ。そこで一時間ほど「自慢し放題宴会」をしてもらった後、全員で工房へいく。十人ほどがお茶しながら静かに月下美人を観賞しているところへ、酔っ払い乱入。月下美人は一つの樹に25の花をつけている超豪華版だ。女房は帰ったら、明日の喫茶部のケーキも焼かねばならない。忙しい土曜日だ。