タイトル
発行者 ハルボン倶楽部・広報部

月下美人の写真 月下美人を取り囲む月下老人たち

MS氏宅で月下美人が咲いたと連絡が入る。俺は釣りをしていたが早々に切り上げて駆けつけた。 月下美人は夕方に咲き始め明け方には枯れ果てるというサボテン科の植物だ。年に2,3度咲くという。とても強い香りを放つ。 この儚い花を近所の8人が取り囲み、雑談に華が咲く。アメリカでの同時多発テロに話が及ぶ。被害の大きさからか阪神淡路大震災、はてまた戦時中の体験談に及ぶ。 もう聞き役に回るしかない。この中では52歳の俺が一番年下なのだ。この年になって集団の一番年下なんて心の奥底にしみじみとシャーワセを感じる。

そういえば、2年前、京都大原に向かう満員バスで立っていたとき、なにやら見晴らしがいい。オッ、俺より背の高いのがいない。 身長165pの俺が一番背が高いのだ。二度とないだろう至福のひと時を密かにあくまで密かにじっくり味わった。

なにせ俺は40を少し過ぎたあたりから、女性にもてない要素「チビ・ハゲ・デブ」という三重苦を背負って生きてきたのだから、こんなことが一度くらいあってもいいのだ。

月下老人という言葉には【仲人】というれっきとした意味があるのだが、俺は、月明かりの下、夜空を眺め自分の人生について思う老人の姿を勝手にイメージしている。


淡路島 原チャリオババ軍団

俺は、朝早くから黙々と畑を耕していた。すると突然バリバリバリとものすごいバイクの騒音。 淡路島の暴走族は朝もやの農道を疾走するのかと思いきや、やって来たのは推定年齢72.8歳の原チャリに乗ったオババ5人組であった。 それも全員エンジン付き草刈機を肩に掛け、長い柄をハンドル部分に乗せ掛け、その先端には鋭い円形の刃がにぶく光っている。 全員申し合わせたようにもんぺをはき、ゴルフのキャディさんのような頭部をすっぽり覆うひらひら帽子を被っている。先頭を行くのは、俺が畑を借りているSKさんだ。

SKさんは、ひょいと片手を挙げ、バリバリバリと走り去っていった。俺はただ呆然と原チャリオババ軍団を見送った。 しばらくして、我に帰った俺は「淡路島原チャリオババ軍団は現代の戦国武将だ。」と激しく感動した。淡路島のオババはあなどれない。

ちなみに淡路島のオジイは全員軽トラに乗り、制限時速以内でのんびり走る。島内唯一の国道28号で渋滞があったら、その先頭には必ず軽トラオジイがいる。

俺が今一番欲しいものは軽トラだ。軽トラオジイ軍団の先頭を切って走るのが夢だ。


「うどん部」は妖しくひそやかに

子供たちとハルボンの写真 9月上旬、神戸から若者達のグループがやって来た。若者達といっても30前後で子連れもいる。しかし、俺とは二周りも歳が違うのに大いに話が弾んだ。 彼らは日本全国をキャンプしながら釣りするのをメインの活動としている。俺も20年程前は、当時は珍しいコールマンのツーバーナーやランタンを持つキャンパーであったし、 釣りに関してはここ十年ほどは年50回以上の釣行をしている。オッサンも負けてはいない。しかし、それ以外の「部活動」に話が及ぶとタジタジし始めた。 「ラーメン部」は神戸周辺の50店舗以上は制覇しているという。俺も昔、長浜ラーメンを食べるためためだけに博多まで行ったことがあるが及ばない。 「地酒部」は、この夏お気に入りの酒造元を訪ねてきたという。俺は元々酒に弱く、ビールはサントリーモルツ、日本酒は吟醸の冷酒程度のこだわりしかない。 う〜む、敵わないなぁと思い始めた俺に更なる追い討ちがかけられた。「最近、うどん部があまり活躍してないなぁ。」との内部批判があった。 「なに〜うどん部だと。」俺は心の中で叫んだ。「うどん部」……なんと妖しく魅力的な響きであろうか。俺は激しく感動し、かつ動揺した。 その後、俺は密かにハルボン倶楽部の中に「うどん部」を発足させ、淡路島のうどん屋20店舗制覇をとりあえずの目標にした。 達成後には、このグループに「うどん部淡路島支部」認定申請をする予定である。ハルボン倶楽部は吸収合併の危機にある。

話は変わるが、このグループのOG君がホームページを開いている。これ教育部門のグランプリを受賞したそうである。パソコンお持ちの方は是非開いて見てください。なかなかの優れものです。

http://member.nifty.ne.jp/OhisamaTeratera/index.html

※ 「おひさまてらてら」で検索しても出ます。


お月見という名の大宴会

大宴会の写真 我コミュニティには三つの年中行事がある。「お花見」「お月見」「忘年会」だ。10月1日はお月見で、会場は我家の庭。総勢23名の大宴会となった。 食べ物飲み物は各自持ち寄りで、ホテルのバイキングにも負けない豪華料理が並ぶ。打ち合わせたわけでもないのに不思議と料理は重ならない。 我家は地の利を生かしてアツアツの豚汁(自家製味噌と収穫した薩摩芋使用)と新作「海老とホタテのすり身パン包み揚げ」だ。 次回からのゲストふぁこれをたべることができる。食べて飲んでおしゃべりしての大盛上がりであったが、だれか中秋の名月を見た者がいるのだろうか。 回りには自然のススキが揺れ、空には見事な満月が浮かんでいたのだが……