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2007-10-31

風のたより VOL.764

108 109 年に何回もないんじゃないかと思われる気持ちのいい朝、向かうは島の西側夕日の家MT邸。MT氏の車に乗り換えて北淡の果樹農家に向かう。車を降りてあたりを見回す。お天気のせいか、2年ぶりのせいか、ここの雰囲気のせいか懐かしい気持ちでいっぱいだ。島とは思えない奥深い山、チョン髷帯刀の武士が現れても違和感のない家屋敷、山間に少しだけ見える播磨灘・・・な~んにも変わらんよ!変わる必要なんかないよ!と静かに主張しているように思える。

116 125  人と会っても全く表情を変えないおじいさんと、人間ならおじいさんと同じ年ぐらいだろうと思われる犬がニコニコ顔ヨレヨレ足で迎えてくれた。5年前初めて来た時、おじいさんは八十幾つとか言っていたから今は90歳前後だろう。その時はおじいさんより元気だったおばあさんは現在入院中で、歩行困難な状態だそうな。もう2年ほど一人と一匹暮らしが続いている。周囲に人家はないので、こんなところで倒れたら気付く者はいないだろ、そんなことを心配したMT夫人が「おじいさん、携帯もってるか?」と聞く。「そんなもんない!使い方も分らん」とキッパリ応えた。

119木からもぎ取ったばかりの柿を頬張りながらそんな会話を聞き「ここで倒れて死んだら本望やろなぁ」と思っていた。夫婦2人でコツコツと働き、枇杷、柿、蜜柑など果樹を育て、子どもを育て、武家屋敷のような家を建てた。丹精込めて育てた立派な柿ノ木の下で一休み、何時しか眠りに落ちそのまま目覚めることはなかったなんて、おじいさんにとっては申し分のない死に方なんじゃないだろうか。病院で体中に管を通された状態での死に方なんか望まないよなぁ。勝手な思い込みだけど。

124 MT夫人とおじいさんの会話は続く。「こんな立派な果樹園、跡継ぎがいないなんてもったいないねぇ」「しょうがない。するもんはだれもおらん!」ここにも日本の農家の典型的な縮図がある。本当に惚れ惚れするような果樹園なのだ。しかし、世話する人がいなくなれば、半年で草ボウボウになり、3年で果樹は枯れていくだろう。おじいさんが70年かけて作り上げた果樹園が数年で消滅するのだ。本当に悲しくなってしまう。

112 今日のお目当ては柿だ。市販の柿はほとんど種無しで、それなりに甘い。もちろん普段はそれを買って食べているのだが、出来ればちゃんと種のある正しい柿を食べたい。固く歯ざわりよく甘いのが最高だと思っている。おじいさんが朝取りした柿の中から、自分の好みのものを20個選ぶ。「なんぼ払ったらええ?」「そうよなぁ、こんだけなら1200円もろとこか」正直言って安いとは思っていない。出荷用からは外れた物で、見た目にそれほど立派な柿というわけではない。それに、こんな山奥まで取り来てるのだから。でも、高いと思っているわけでもない。2000円といわれても構わない。俺は、このおじいさんから来年も柿を買いたいと思っている。そう思わせるのだからおじいさんは立派なのだ。

帰り、ニコニコ犬は、本当に悲しそうな顔をしていた。

2007-10-30

風のたより VOL.763

うどん部活動に金字塔

昨夜は、本当に不安だった。二十数人に声を掛けておいて「失敗した。中止!」とは言えん。もちろん8㍑の出汁をとってくれているMR氏にも申し訳が立たん。どこかのボクサーではないが、失敗すれば切腹もんだ。

午前3時トイレ起床。気になって生地を見てみるが、見たって良し悪しは分らない。よく眠れぬまま5時前起床。恐る恐る一つ目の生地をビニール袋から取り出す。のし板に打ち粉を振り、生地を乗せシゲシゲと眺め触ってみる。弾力はいいようだが、足踏みした時のビニールのシワ跡と淵がマダマダになっているのが気になる。生地を半分に切断し、その一つをのし始める。麺棒で縦横斜めと満遍なくのしてゆく。裏も同様に繰り返す。先週試し打ちした時は、固くてなかなかのびなかったが、今日はスムーズだ。少し不安解消。

厚さ5㎜くらいのところで三層に折りたたみ、麺きりに入る。太麺を意識して慎重に麺きりするが、茹で上がりは倍近くになることを頭にいれておかねばならい。均一でないと折りたたんだところが切れやすすくなる。麺は1本1本取り分け打ち粉をまぶす。茹でる時にくっ付かないようにするためだ。ここまでは順調のようだ。

さて、最後の行程「茹で」「洗い」だ。一番大きな鍋にたっぷりの湯が煮立つているところに、打ちあがったばかりの麺をほぐしながら投入する。麺が切れないようにそっと菜箸でかき回す。兎に角麺が切れないように細心の注意をはらう。麺が対流し始めたら後は時間待ちだ。今日はたくさんの人に食べてもらうのでオーソドックスな固さを目差し、茹で時間13分とした。

お湯ごとザルに開ける。麺はブツブツ切れにはなってないようだ。かなり安心。しかしまだ油断ならない。水道水で冷やしながらヌメリをとる。ここでも麺が切れないようにそっとかき回す。1回洗うとかなり麺が引き締まっているのが分る。2回目からは少し激しくかき回す。出ないとヌメリはちゃんと取れない。大事に大事に扱ったためか、試作のようなパスタメンにならずに済んだようだ。

3回洗ったところで、待望の試食。一つまみお皿にとりわけ、ぶっかけ醤油(市販の物)をかけ、勢いよくズルズルと掻っ込む。美味い!コシの強さいい滑らかさといい、まずまず上出来といっていいだろう。しかし、今日は掛けうどんだ。麺を温め直したところに出汁をはるので、コシがどれくらい残るか分らない。

麺は250g(200gにすべきだった)ずつ測りラップで包む。5人前できた。「カンセ~イ」と大声を上げたいところだが、なんとコレで1/6終わっただけ。あと5回同じ行程を繰り返さなければならないのだ。OH、NO!

099 早朝5時から始めて30人前の麺を打ち終えたのは9時だった。かなり緊張を強いられる4時間だったので終わった時はヘトヘトだった。しかし、振る舞いうどんが、中止にならずに済んで安堵感で一杯だった。

昼前、MR夫妻作成の出汁8㍑が運び込まれる。今日は20人来るだろうということで、4人で試食を兼ね分担リハーサル。俺は麺を温め丼に入れる。MR夫人はそれを運ぶ。MR氏が出汁を張る。女房がテーブルに運ぶ。テーブルには掻揚げ(一人1個、ただし小さいのもあるのでその場合のみ2個可)、蒲鉾(一人2枚まで)、薬味ネギ、七味、お茶などが置かれており、セルフとする。

4人、一口頬張り、顔を見合わせる。「美味しいやん!」と声がでる。それがあながちお世辞でないのは、その食べっぷりで分る。俺は肩の力が抜けヘナヘナとなりそうな安堵感に浸っていた、MR氏の出汁は、お世辞でなく、このままうどん店で使われても遜色ないと思われる。4人前くらいならまず失敗はないが、30人前となると別の物を作ってるような難しさがある。すごいね。流石にコダワリの人である。

106 ドヤドヤと計20名現れるが、リハーサル通りスムーズに提供できた。もちろんみなさん、満足していただいたようです。いくら手作りといっても、うどんごときで人を呼びつけて失礼かなとの思いもあったが、やってよかった。たかがうどん、されどうどん!日本人はうどん好きやねんなぁ。ともあれ、我「うどん部」活動に画期的な金字塔をうち建てた

俺はここで暮らし始めて、ご近所宴会を繰り返しているうち、一つのことに気がついた。我々はプロではないのだから、心を込めて料理したら、ごく普通の出来でも、みんな間違いなく「美味しい!」と言ってくれる。大事なのは一緒に食事する仲間、招き招かれる仲間がいることが幸せなんだと思う。

今朝も、仕事で参加できないYT夫人が、出勤前我家にきて「コレみなさんで召し上がってください」とウイロウを持ってきてくれた。こんなところが、我郷の素晴らしいところやねぇ。その他、いなり寿司、巻き寿司、お菓子なども持ち込まれ、うどんだけのつもりが、デザート付きの豪華な昼食なりました。

えっ、またやろうぜって?堪忍してくれ!もうしばらくうどん打ちはしたくない。

2007-10-29

風のたより VOL.762

朝逃げ前夜

今日は暑いと思わせるほどの陽気でした。アジサイの斜面移植は結構頑張って20本植えました。3回滑り落ちた。こんな滑り落ちるの覚悟の作業は何歳まで可能なのかなぁなんて還暦リーチオッサンは思うのであります。オッサンという言葉も何歳まで許されんねやろ?こんなもん「何歳までや!」なんていえる人もおらんわなぁ。

さて明日は「うどん振る舞いデー」である。今、生地作りが終わったところだ。声をかけた人が全員来たら20人は越えるので、一応3㎏の中力粉を打った。多少ロスが出ても30人前はいけるだろう。一晩寝かした生地を、明朝5時から「伸して」「切って」「茹でて」「洗って」「一人前ずつラップする」予定なのだが、正しい麺になるのか心配で仕方ない。

先週久しぶりに試し打ちをしたのだが、新種のパスタのようにブツ切れ状態で全然アカンかった。それで、昨夜はネットでたくさんの手打ちうどんレシピをチェックし、いくつか変更することにしたのだ。食塩水濃度を濃い目(8%)にし、食塩水の量を40cc/粉1㎏増やした。俺が習った先生は味醂と酢を少量入れたが、使用しているところは一つもなかったので止めることにした。それに冷蔵庫で寝かせるのも止めた。しかし、今夜はこの季節にしては異様に暖かいのでよくないかも知れない。

とまぁ、俺なりに努力はしているのだが、上手くいくかどうかは明日最初茹でた麺を洗う段階まで分らない。うどんであるから、味はそないに変わるもんでない。適度なコシのある麺が望ましいが、そんなことより、とりあえずブツブツ切れないで、うどんらしくツルツルすすることができる麺だったら成功としよう。

でも、麺が全滅ということもあるわけで、そのときどうするか真剣に考えている。

急遽麺を買いに走るか?冷凍うどんという手もある。(冷凍うどんのファンって結構多いよね)

夜逃げする。(判明するのは朝やから朝逃げやなぁ。なんかそまらんなぁ)

女房が死んだことにして喪中と貼り出すかなぁ。まぁ、俺が死んだフリするのが妥当なところか!

2007-10-28

風のたより VOL.761

ALPHA祭

Educa_p1 午前は兵庫県立淡路景観園芸学校のALPHA祭(学園文化祭のようなものかな)に行ってきた。元怪しい貿易商NS氏が、喫茶部に案内ビラを置いて行ったので何人かに勧めた手前、俺たちも覗いてみることにしたのだ。

この学校の専門コースは大学卒業者を対象とするかなり高レベルの講義内容らしく、誰でも入れるような事ではないようだ。しかし、市民講座「まちづくりガーデナーコース」(年30日間受講)というのがあり、こちらはとりあえず希望すれば定員内は受け入れてもらえそうだ。2年前受講したNS氏によれば、受講に当たっては、厳しく人格が問われるということだが、NS氏が受講したということは、俺でも大丈夫だということだし、俺が大丈夫ということは人間なら大丈夫ということだ。

NS氏が受講しているころ、我郷の連中十数人で北淡・浅野公園でお花見をしたあと、常隆寺、景観学校と巡ったことがある。その時丁度NS氏の所属するクラスが実習とかで移動していた。その時俺は「おおっ、メグちゃん!がんばれ!やよ勉学に励め!」と大声で激励してあげた。俺はつくづく友達思いの優しい男だと思う。しかし後で聞けば、それ以来ご学友に「メグちゃ~ん」と呼ばれるようになり、学級委員長として不動の地位を固めつつあったNS氏は一挙に権威失墜したということだ。NS氏、本名○○恵(めぐみ)、当時68歳の春であった。その後、ご学友は我家の喫茶部やJAZZライブ、ご近所宴会に乱入したりするようになる。

ALPHA祭には、本科生はもちろん、歴代の市民講座受講生も参加して行なわれるようで、20歳代から70歳代まで非常に年齢層の広い人たちで運営されている。さて、NS氏は元怪しい貿易商だけに、怪しげな卵の薫製を売っているなと思ったら、そこには油を売りに行っていただけで、実はオーソドックスに苗木を販売していたのである。欲しいものはなかったが、まぁ、近所のよしみで「ゆづりは」(200円)を買った。

お目当ては市価の半額で売っている堆肥だったのだが、コレがどうも俺の勝手な思い違いらしく、1袋の堆肥としては、俺がいつも買っているものより割高だった。まぁ、品質が違うので一概に高い安いはいえないが、少しガッカリ。でも、6袋(3000円分)買ってきた。俺が、何度も言っているように「家庭菜園が家計の助けになるなんて努々思うべからず」である。菜園はお金も手間もかかるのである。趣味、つまり遊びとしてしか成立しません。

会場では、ジュリー&花ちゃん夫妻、釣りの相棒MR夫妻、明るい農村部師匠AKさん、それに四季の丘のYM夫妻とも出会った。釜焼きビザ200円という案内に惹かれ、MR夫妻と食べに行った。焼きあがったのを見ると、そこそこの大きさのピザで200円は安いよなぁと楽しみに待っていたら、1/4に切った物が届いた。がっくり!追い討ちをかけるように女房が言った。「コレ、お昼ご飯やからね!」

午後の喫茶部はとても賑やかで、将来的な展望や具体的なお出かけ約束が出来たりしたのだが、長くなるので今日は取り上げない。

2007-10-27

風のたより VOL.760

火花散るカラオケバトル

081 玄関先に這わせているノーゼンカズラは、まだ可憐なピンクの花を咲かせているのに、葉が落ち始めている。開花と落葉が同じなんてなんだかおかしいね。コレも温暖化の影響かなぁ。それでも、ドアを開けると秋なんて、チョットいい感じやねェ。

093 095 092 午前10時より海平の郷恒例いも掘り大会。昨夜来の雨だが、はじまるころにはほとんど気にならない程度になった。コレも夏の異常猛暑のせいか、例年より育ちが悪かった。大きい芋には賞品が出るのだが、今年はジュリー&花ちゃん夫妻が優勝!この夫婦、幸運というか厚かましいというか、なにかあれば何か賞品ゲットする。長老TN夫妻が、誰の手も借りず元気掘っていたのはなんだか嬉しい。例年通り、豚汁も振舞われ、一大イベントは終わった。シーサイド開発の職員さん、町内会世話役の方々、お手伝いの方々、ご苦労様でした。

午後は喫茶部。たくさんではなかったけど、途切れなしにお客さんがいて、じっくり話ができて良かった。久しぶりに夕日の家MT夫妻が元気な姿を見せてくれ、なんだか安心した。ジュリー&花ちゃん夫妻は、芋掘り大会でゲットした陶器の焼き芋鍋で早速焼いた焼き芋を持ってきてくれてた。焼き芋もいいが、早期に優勝記念宴会を設定すべし。

夜は、ナース&一ちゃん夫妻邸で、肉鍋&カラオケ宴会のお誘い。不覚にも、持ち寄り料理の食材を用意していなかったので、困った時のトルティジャ(スペイン風オムレツ)で対応する。ジュリーは、ゴンズイに刺された後遺症かダジャレに精彩を欠いていた。ココマロOK氏のダジャレも全員に無視され、今夜はダジャレ不毛宴会となった。

しかし、これからますます老齢化の進む我郷であるが、海平の郷全体をグループホーム化しようと話しは大いに盛り上がった。平地に建つ大きな家(まだ具体的に発表できない)を徐々に乗っ取り、そこをメインダイニングにして、毎晩、各家庭で作った料理を持ち寄り、夕食をともにする。夕食と宴会のケジメをどうつけるか、全員がよぼよぼで、持ち寄られたのはお粥だけなんてことになるのではないか、指示する人間はいても、される人間はいないのではないかなど、シビアな問題点が指摘されたが、とりあえずグループホーム化計画は継続審議することになった。

後半はカラオケ合戦に火花が散るっことになった。今夜は夫婦デュエット特集にしようとはじめたのだが、最初に歌った一ちゃん&ナースに得点なるものが表示されたので、5組の夫婦全員が同じ歌を歌って得点を競うことになった。

1回戦一ちゃん&ナース夫妻断トツ優勝、俺たち夫婦は2位、ベッタはジュリー&ナース。2回戦はベッタチームには得意の歌を選曲できる特典を与え、リベンジチャンスとしてもらうことにした。

2回戦優勝は俺たち夫婦(史上初の五つ星97点を記録)、ベッタはジュリー&花ちゃん(45点)

3回戦優勝は俺たち夫婦、ベッタはYT夫妻

4回戦優勝は一ちゃん&ナース、ジュリー&花ちゃん同点・・・

なんてバカバカしく夜は更けるのであった。まぁとりあえず俺たちは2勝できて良かった。

2007-10-26

風のたより VOL.759

昨日も今日も

昨日も今日も、コレといった予定はなかったのだが、わりとあわただしく一日が過ぎていった。

昨日。奥井歯科クリニックで治療をうけ、直ぐ隣のサティで買い物。前日由良港で釣ったウルメイワシの生姜煮と新米のオムスビという、貧しいけど美味しいお昼を食べ終わったころ、中学校時代の同級生CK夫妻が現れた。彼等は当海平の郷に家を建てる。設計図も上がり、建て位置もきまり、来年2月竣工予定なのだが、なんだかモタモタしていて、昨日やっと地鎮祭だったそうな。これでは2月竣工は無理やろなぁ。脱都会田舎暮らし、しかも海平の郷での暮らしということなら、俺は7年間先んじている訳だから、思いっきり先輩面してやった。しかし、彼等が、我々アオアホご近所宴会グループに入るのはお薦めしないほうがいいかなぁ。俺の旧友だからといって、アホとは限らないのだ。彼等は今も卒業中学校校区に住んでいるので、来るたびに「コレ懐かしいやろ」とご近所銘菓を持ってきてくれる。今回は住吉大社近くのお店の「どら焼き」。餡の中に栗の粒が入っていて美味しいねんなぁ。

お隣のKWさんが久しぶりにやってきたと思っていたら、スペインの方を旅していたんだって。喫茶部のみなさんでどうぞとお土産のチョコレートを頂いています。

HR夫人がモイカを持ってきてくれた。急遽釣りを取り止め、早速お刺し身にして食べた。モイカ自体、美味しい部類のイカではないが、新鮮なのは美味しい。

今日。アジサイの移植を始めたら雨が降り始めた。納屋に避難し、釣具の整理をしていたら半年ほど前、波止場で拾った携帯ラジオが出て来た。ラジオを聴きながら、納屋で作業するのがなんだかとても楽しかった。

午後、俺と同姓のYNさん母子(母子といっても合わせて100歳は越えていると思う)がやってきた。女房にケーキ作りを習うんやって。習う方も教える方も無謀だ。ロールケーキを作っていたようだが、スポンジの生地を作りオーブンに入れたところで、待つのかと思えば、テレビの料理番組さながらに、すでに焼いてあったスポンジを取り出した。おおっ、女房もなかなかやるもんだ。さて、最後の仕上げ、巻きに入ったのだが「あれっ、クリームが端からはみ出る。柔らかすぎるンや。いつもの生クリームが売ってなかったんよ」とのたまう。おおっ、言い訳もなかなかやるもんだ。俺の釣れない言い訳といい勝負やないか。

で、出来上がった「言い訳ロール」を食べていると、釣りの相棒MR氏がやってきた。明日の芋掘り大会で振舞う「豚汁」の件で来たのだが、今夜釣りに行こうと話がまとまる。

073 雨も止み、少しでもアジサイを植えようとしたところに、人形作家MZさんが、ハロウィンのカボチャを持ってきてくれた。愛嬌たっぷりのオバケさんだが、彼女によると「このカボチャ、すごく美味しいから、明日みんなに見てもらったら、すぐ食べたらええねん」やと。

夜はMR氏を拾って釣りへ。釣果はともかく、この前の由良港大型メバルのときの残り餌を使い切った。500円の餌で2回釣行した。こんなこともビンボーヘボ釣り師にとっては喜びなのだ。

2007-10-25

風のたより VOL.758

シンプルライフ完結の日とは

俺が起きると雨が降り出した。そぼ降るというのはこんな感じかな?なかなかの風情だ。しかし、庭、畑で土遊びが出来ない。今日はできるだけたくさんアジサイを移植しようと思っていたのになぁ。それならと、納屋で釣具の修理などして過ごす。竿も実際使っているのは2本なのに、ざっと20本はある。愛用リールは1つだけなのに10個はある。比較的高価な竿、リールだけでこうなんだから、その他小物は3つのボックスにギュウギュウ詰めになっている。これらのほとんどは、あることすら忘れている。趣味とは言え無駄が多いことよなぁ。

シンプルライフという言葉はとてもいい響だが、難しいことだ。大阪から引っ越すとき、夫婦2人が生きていくのに、たくさんの物はいらないと考えた。兎に角捨てた。捨てまくった。箱物、電気器具、食器類、服、本、仕事関係資料、レコード、ETC・・・・  

ガレージに山積みした大型ゴミを別料金で引き取ってもらった。自分の車に積めるだけ積んで焼却場に搬送7,8回(1回500円払う)。もちろん、ゴミ集積場に出せる物は出しまくった。結果、引越しは4㌧車1台だけで楽々だった。当然、家の中はシンプルなモンだった。生活臭が感じられず、とても新鮮だった。望んでいたのはこれだと満足感で一杯だった。

しかし、しかしである。1年、2年と過ぎてゆくうち、まるで細胞が増殖するように物が増えていく。例えば、服はTシャツ&Gパン各2着あればいいと思っていた。甘かった。外で作業をして過ごすことが多いので、夏は1日3回、4回着替えたりする。Tシャツ10枚では心もとない。いつの間にやら週一ペースのご近所宴会が当たり前になり、一度の宴会で30枚以上のお皿を使う。BBQコンロも1台では間に合わなくなり、椅子やテーブルも増える。喫茶部なんてわけの分らないことまで初めて、コーヒーカップ、湯のみ、グラス等々何十個単位で増える。大工道具、農機具なども必要なものだけ買ったはずだが、置き場所もなくなる。その上、クリスマスイルミネーションだの、手打ちうどん道具一式だの、ドーでもええもんまで増えていく。

で、とうとう納屋がないと収拾つかなくなったわけだ。なにがシンプルライフやねん!大阪で暮していた時より、家族4人で暮していた時より、ナンもかも増えてるやないか。人の出入りなんか何十倍も多いやんけ。なんて、思う反面、思わぬ展開に心躍らせているのである。そんな暮らしが、単純に楽しくて面白くて仕方がない。

しかし、いつまでも今の状況が続くはずはない。いつの日にか整理縮小にかからねばならないときがやってくる。こんなにガラクタを残しのでは、誰かに迷惑がかかる。釣りを止めたら釣り道具を、菜園を止めたら農機具を、宴会を止めたら食器類を処分していかねばならない。

そして生きるのを止めたとき、半日もあれば処分してもらえる程度にしておきたいものだ。残すものなど何も無いがいい。生きている人が時折思い出してくれたら嬉しいかな。

069 070 071 今日の夕食はシンプルやった。飾りもしない。昨日釣った大型メバルの煮付けと同じく鯵の酢漬け。エミちゃんに貰ったモイカの刺し身、ホウレン草をさっと茹でたもの。買ったものなし。でも、このクラスのメバルの煮付けを小料理屋で食ったら2000円は下らないであろう。

2007-10-24

風のたより VOL.757

再びの由良港

054 057 午前、斜面にアジサイ11本移植。2度滑り落ちた。そのあと畑へ。玉ネギの畝、残り1/3をオガす(耕す)。4時間連続土いじり作業となり腰痛部の機嫌が悪い。それにしても快適なお天気だ。こんな日は年に何度もないだろう。昨日撮れなかった秋ジャガをパチリ。畑からの山里風景をパチリ。長閑だ。大阪で田舎暮らしを夢見ていたころのイメージそのままだ。しみじみ幸せだなぁと思う。畑の帰り、オーナーSKさんを訪ねる。何度訪ねたけどいつも留守で、数ヶ月ぶりに会えた。長時間歩行は無理だが、4輪の電動車椅子のようなのに乗って、一日一度は出かけているようだ。話し相手になるだけでもいいから、もっと頻繁に訪ねないといけないなぁと反省。

060 3時過ぎに犬の散歩を済ませ、由良港に向かう。HR夫妻は少し遅れてくる。先に釣り始めるつもりが、穂先が折れてしまった。しかしそこはベテラン、テグスとビニールテープで応急修理、何とか使えるようにしたところでHR夫妻到着。今日の由良は、鯵、鯖はほとんどいなく丸々太ったウルメイワシばかり。これはこれで嬉しい。餌などなくてもドンドン掛ってくる。これほどイワシが湧くのは10年ぶりくらいじゃないかなぁ。一時イワシが高級魚になっていたモンなぁ。

066 メバル釣りの用意もしていた俺は、暗くなった頃、皆から離れて波止の先端に出た。昨年、このパターンで25cmメバル2匹、30㎝アコウを釣った。夢よもう一度というわけだが、餌取りの小魚すら当たらない。諦めかかったころ、根掛かりのような浮きの沈み方。あぁぁと竿を立てると、グググッと持っていかれた。体勢を立て直し、遣り取りを楽しむ、カイズ(子チヌ)だろう思っていたのだが、なんとこれがメバル。こんな大型のメバル、何ヶ月ぶりだろう。帰って測ったら26.5㎝だった。歴代2位タイ記録(3匹目)だ。やっぱりメバル釣りは止めれんなぁ。

1時間ほどで皆の所に戻る。HR夫妻の孫、タクヤ君、モモちゃんがママと一緒に来ていた。俺がいない間に、ジュリー&花ちゃん夫妻も来たそうだ。ジュリーは、ゴンズイに刺されたそうな。ハオコゼだったら笑い話にできるが、ゴンズイだと笑えない。俺はまだ経験ないが、経験者の話では、その痛みは半端ではないようだ。おそらく今夜は眠れないだろう。ほんでもジュリーが刺されるとなにやら可笑しくて、ニンマリしてしまうのだよなぁ。これって人徳?

帰宅途中、YT夫妻、コマロ夫妻宅に寄って、食べ助けという名のおすそ分け。これで処理の手間が省ける。もちろん、行く先々でメバルを自慢する。見せるだけ。これは俺が食う。明日の夜、煮付けで食う。絶対食う。これまでは、大きなのが釣れると、あげるという形で自慢していた。だから俺は大きなメバルをほとんど食ったことがないのだ。

てなことで、今日もここでの暮らしのキーワード「海」「土」「人」満載の一日でありました。

2007-10-23

風のたより VOL.756

ハルボン倶楽部の正しい一日

6:30 起床 パジャマのままPCチェック。 庭・箱菜園の水遣り。芝生はだいぶ茶色くなってきたので、そろそろ水遣りは止めよう。

7:20 近所のタクヤ君(小1)がベランダから「オハヨー!」と顔を覗かす。「オハヨー!いってらっしゃーい!気をつけて!」と姿が見えなくなるまで見送る。

7:30 朝食 食パン(お気に入りの、サティ食品売り場内ベーカリー)、野菜サラダ、ロングウインナー1本半、カマンベールチーズ1/6、マンゴー(貰い物、マンゴープリンは食べたことあるけど生マンゴーは初めて、皮の剥き方も分らんかった。さほど美味くなかった)

8:00 うどん打ち。昨夜、使い忘れていた古い中力粉で、うどん生地を作っておいた。久しぶりで、生地作りも上手く出来てないし、冷蔵庫で一晩寝かしたのは失敗だった。今は、常温で寝かした方がよかった。切り方も悪く、極太麺になってしまった。茹でるとブツブツに切れた。まぁ、大失敗だが、理由は分っているので、来週はなんとかなるやろ。

10:00 畑に行く。途中、MR氏に先ほどの失敗うどんを届ける。来週はこれよりはましなのを作るからとのメッセージだ。畑は、昨日から玉ネギの畝を耕し始めている。夏よりは、はかどるが、腰痛部をなだめるため休み休み、しかも小1時間で終わるようにしている。秋ジャガが、葉も茎も惚れ惚れするほど綺麗に育っている。やっぱし、野菜は普通の畑が一番やなぁ。箱菜園には力がないなぁと改めて思う。でも、畑は、好意で使わせてもらっているだけだから、いつか撤退しなければならない。何時までも使わせてもらえると思わないほうがいい。それまでに、何とか箱菜園で、多品目の野菜を少しずつ作れるようにしたい。

12:00 昼食。朝のうどんを食う。ウ~ヌ、なんせ麺が太くて短い。誰かの足のようだ。しまった、こんな麺をMR氏に届けるのではなかった。しかし、もう遅い!

食後、弾き語りレッスン。今日はなんだか調子が出ない。初めてもう1ヶ月になるし、同じ曲ばかり繰り返してるので、厭きた感じやなぁ。しかし、千回は歌わないと自分のものにならない。学生時代、先輩に言われたもんだ。その中だるみだ。ヨーシ、今年いっぱいは歌い続けてやる。何か目標があるわけではないが、自分の中に音楽を取り戻したいと思う。

13:10 洲本市に買い物に出る。我家は火曜と木曜を買い物日としている。

14:30 昼寝。心地良い眠りに入った瞬間、MR氏がやってきた。「アンタがお試しうどんをうったから、俺は出汁を作ってみたよ。2種類作ってみたけど、どちらがいい?」俺は余り差異を感じなかったが、女房は「こちら!」なんていっていた。かなり甘目の出汁で、なかなかいい。こりゃ、もう一度うどん打ちの練習をしとかんとイカンなぁ。うどん談義に花を咲かせていると

15:00 コマロ夫妻がやって来た。土曜日、名古屋でジュニアの結婚式を終えたあと、大阪(自分の家がある)に2日いて、さっき帰ってきたところだそうな。結婚式の報告を聞く。ジュニアの仕事は、ほとんどがブラジル人相手、花嫁はペルー人ということもあって、日本・ブラジル・ペルー混合訳の分らん披露宴になったようだ。スピーチなどほとんどなく、やたらダンスで盛り上がり、コマロ氏が準備していた締めの挨拶は、日本的な披露宴を想定して作成したものだったので、全く通用せず、しどろもどろだったようだ。まぁ、酔っぱらって、くだらないオヤジギャグを飛ばすよりよかった。

16:00 コマロ夫妻退席。MR氏とは、町内会のことなど、結局17:30まで話しこむ。

17:30 ワン達の散歩

今日は、15:00からアジサイ20本を斜面に移植、17:00から夜釣りに出るつもりだったが、こんな風にお客さんが来て話しこんで予定が狂うのは、ごくごく普通のことなのだ。やりたいことはたくさんあっても、やらねばならないことではないからだ。

てなことで、明日の予定を考えている。考えているが多分その通りに行くことはまずないだろう。

2007-10-22

風のたより VOL.755

リーチ

誕生日である。59歳になった。誰が?って、俺がである。まぁ、言いたければいいなさい。「それがどーした!」

これまで自分の誕生日には無関心だったが、今年と来年については少々意識している。俺にとっても還暦というのは、生きる中では大きな節目だ。今日は、還暦にリーチをかけ、《あと365日》のカウントダウンが始る日だと思っている。来年の今日には「ツモ!満貫!」と雄たけびをあげたいものだ。先制の満貫を上がっておけば、以後余裕の展開に持ち込めそうだ。

還暦が節目だと思う一つは、間違いなく年金取得資格である。俺は52歳で退職したので、60歳まで生き延びることが出来るかどうかが最大の問題点だった。あと1年がんばれば、とりあえず餓死の恐怖から解放される。

もう一つは、少し精神的なことになるが、60歳まで生きたら、命をくれた両親から、とりあえず合格点はもらえるだろうということだ。そして華々しく「オマケの人生」に突入するのである。

老いの計画

今日から一年間は、今していることを全て続けたいと思っている。来年の誕生日、俺が唯一自慢に思うのは、60年間の人生の中に退職後の暮らしを8年間組み入れ済みということだろう。つまり、この時点で俺の人生は一旦完結しているということだ。完結は完結だから、あとあるとしたらオマケ番外編である。このオマケがなかなか侮れない。子どもの頃、オマケ欲しさにキャラメル買っていたこことがあるでしょう。

夏の間遊び暮したキリギリスが、冬に野垂れ死になんてお話があるが、どうしてどうして、このごろのキリギリスはしぶとい。まだまだ元気に遊びまわってますですよ。な~んて、人生にしてやろうと固く決意するスケベーオッサンであった。因みに、オッサンと名称も60歳までは使用させてもらうが、来年の今日から、オジイに変更する予定である。

今日は、たくさんの方からお祝いのメッセージをいただきました。ありがとうございました。まあ、メッセージだけというのが淋しくもあるが、先だってYT氏の誕生日の乾杯のとき、ほんの付け足しだが、俺の名前も出してもらっているので、まぁいいか。俺たちはしょっちゅう宴会しているので、当然今日もしていると思っている人もいるようだが、別にな~んもありません。キンピラれんこんとヒイカの煮付けで夕食を終えたところです。ビールも飲まんかった。

確かな予告

昨日は、明日か明後日、手打ちうどんを振舞うと不確かな予告しましたが、その通り不確かのものとなりまして、来週30日(火)となりました。すまん!

2007-10-21

風のたより VOL.754

笑う彫金師

土曜日の喫茶部。近所の彫金師OS女史の話しは相変わらず面白く、周辺は笑い声が絶えない。

彼女によると、人間、特に女性は、いつも笑っていると頬の筋肉が鍛えられて若々しい表情を保てるそうである。逆に笑わないと、ほほの筋肉が垂れ下がりムスっとした顔付きになるそうな。これに老いが加わると、鬼婆顔になるんやて。

神戸に住んでいた頃、朝、雨戸を開けるのが隣のおばあさんと同じで、いつも顔を合わしててん。普通、挨拶する時は、多少なりとも笑顔をつくるモンやろ。しかし、このおばあさんは、おはようございますと普通に言うけど、ニコリともせず、鬼婆顔をこちらに向けてくるねん。「あぁ、また悪い物を見てしまった。一日の始まりなのに、何かよくないことが起こりそう」と暗い気分になっててん。

この経験から、人間こんな顔になってはいけないと、彼女は雨戸を開ける時は「おはようございます」と努めて明るい笑顔をつくるようになった。その習性は今も続いていて、朝(徹夜仕事がになることが多い現在の彼女にとって朝とは午前11時ごろであるが)、とびっきりの笑顔で「おはようございます」と言いながら雨戸を開けてるんやって。しかし、現在の彼女の住まいは少し奥まったところにあり、隣接地に家はない。もちろん通りかかる人もまずいない。

鬼婆顔も気分よくないが、誰もいないところで「ガラッ、ニコッ、オハヨー!」とやっている彫金師もかなり不気味だ。近いうち、近所の人を誘って、この様子を見物に行くつもりだ。

不確かな予告

23日(火)か24日(水)のお昼ごろ、うどんを振る舞うかもしれません。俺がうどんを打ち、釣りの相棒MR氏が出汁をとります。女房の機嫌がよければ掻揚げのトッピングがあります。偶然通りかかった人優先!うどんか出汁が無くなり次第終了。まぁ、20人分くらいかな。美味しいのかって?そんなン作ってみな分らん。お代は0円~100円までで、食べた者が決める。うどん以外何も無いので、お昼ご飯にはならんかもね。

2007-10-20

風のたより VOL.753

コマロJr 結婚おめでとう!

このホームページ作製及びサポートしてくれているジュニァが、本日名古屋市内のホテルで挙式した。お相手はペルー国籍しかし血統でいうなら純日本人のロサちゃん。二人とも、可愛いタイプでお似合いカップルだ。

おめでとう!本当におめでとう!心からお祝い申し上げます。

コマロ夫妻(ジュニァの両親)も、これで一安心でしょう。今頃(夜の10時)は、帰りの新幹線の中でしょうか。お疲れ様でした。コマロ氏は、締めの挨拶はちゃんと出来たのでしょうか?酔っぱらって、いつものくだらないダジャレなどいわなかったやろなぁ。来年の今頃は初孫を抱いていてもおかしくない状況になりました。よかったね。本当によかった。淡路島に帰ってきたら、結婚式報告宴会をしましょう。

俺は2人の息子がいるが、親として結納・式・披露宴なんてーことは経験しないまま終わりそうだ。長男のときは、彼女の両親に会って「本当に2人の言うとおり、こういう形で結婚に踏み切っていいのですか」と確認しただけ。次男は、来年の2月に彼女の郷里・沖縄で、親族だけの食事会をすることで了承を得たということだ。ウチは男だし、結婚する2人がしたいようにすればいいと思っているが、娘さんの親御さんとしては、やはり花嫁衣裳を着せてやりたいなんて思ってんじゃないかなぁという後ろめたさはある。しかし、俺は、息子が「オヤジの出番やで」と言ってくるまで動かないと決めていた。その結果だから受け入れるしかない。

さて、ジュニァが結婚式を挙げた名古屋の中日ドラゴンズが巨人に3連勝、日本シリーズ進出を決めた。このCS戦、阪神戦を含め見事な勝ちっぷりであった。選手一人一人が躍動していた。阪神ファンである俺もそれは認める。でも、144試合の激戦を制した巨人の価値が薄れるのがやはり気になる。巨人の選手達も、優勝したのに後味の悪い終幕を迎えたことだろう。俺はやはりCSには反対だ。

2007-10-19

風のたより VOL.752

雨の日は納屋で

雨である。それもかなりまとまった。ここのところ、アジサイ、ホンコンカポック、キャベツなどたくさん移植したので、正に恵の雨である。恵の雨であるが、今日予定していたことが出来ない。出来ないが、何も困らない。やりたいことはたくさんあるが、やらねばならないことは何もないというのが、ここでの暮らしだ。貧乏暮らしの代償として得た贅沢なのだから甘受しないとなぁ。

で、余り材で箱菜園の枠でも作ろうかと納屋に入ったら、とりあえず片付けしないと作業スペースがない。片付けはじめると、この際捨ててしまおうなんて物が出てきて、そうなると積極的に捨てる物を探し始める。女房の靴やサンダルなど4,5足、分らんように古新聞でくるんで捨てたった。きっと一生気が付かないだろう。これまでも、このように一杯捨てたったけど、何一つ気が付いていない。ヨーするに要らんもんを置いているだけなのだ。逆に俺は、確か一、二度しか履いてない、トレッキングシューズが見つかった。全然傷んでない。お出かけ用の運動靴を作業用に下ろしたところなので、新しいのを買わねばと思っていたのだが、これが転用できる。ラッキー!

結局、今日は納屋の片付けだけすることに方向転換し10時の休憩。「お~い、お茶!」と叫びたいところだが、女房は明日の喫茶部のためのケーキ作りをしているので、関わらない方がいい。椅子を2つ並べ足を投げ出した格好で座る。開け放した窓から雨にけむる大阪湾が一望だ。納屋からも海を眺めることが出来るのが我家の自慢の一つだ。ただ、電柱が目線の高さにあって少し興ざめだ。

電柱といえば、先週、関電の人が来て「現在、お隣の土地に立っている電柱を撤去してくれと言われているので、迷惑でなかったら、お宅の土地に立てさせてもらえないか」という。正直、歓迎する話ではないが、公共性の強いものだし、自分もお世話になっているのだから、よほどの不都合がない限り断りはしない。

だいぶ前このブログに「我家の自慢」と題して「ウチの敷地内に電柱が2本も立ってるンやで」と自慢したら「どんな大層なことかと期待していたら、なんや、そんなことか」とゆいかばあばさんにバカにされたが、これで3本や!どうや、参ったか!別に参らんでもええけど。

ゆいかばあばさんといえば、お孫さんの希くんが大やけどして入院中だ。岡山の病院に駆けつけているのかなぁ。ウチの天(そら)と同じ歳ということもあり、互いに自慢し合って来たので、会ったことはないがとても親しみを持っている。ゆいかばあばさんの方から「もう大丈夫です」と言ってくるまで、あえてお見舞いのメールなどしないでおこうと思う。ネット仲間は、ドーでもエエような話で大盛り上がりしても、こういったシビアな状況は黙って見守るしかないねんねぁ。

050 本日の夕食

①ムラソイの唐揚・パプリカ添え ②小鯵の酢〆め ③インゲンのおひたし ④味噌汁(タマネギ)

ウ~ム、完全自給自足食材やなぁ。まぁ、こんなことは珍しいが、何か一品は、自前食材あるいは貰い物食材が混じっているのは普通のことである。

水曜日のこと、早めに釣りに出るので、何か直ぐ食べれる物ないかといったら、「富山の笹寿司」「京都嵯峨野・森高の豆腐」「泉州ミズナスの漬物」が出てきた。全部貰い物。豆腐にかける「だし醤油」まで貰いもんだ。

我家からもセッセと放出するようにはしている。釣り合いが取れているかどうかは分らんけど、そんなこと気にしなくていいようなお付き合いをさせてもらっていることには感謝している。

2007-10-18

風のたより VOL.751

めげるな!明るい農村部

斜面隣地境界線にホンコンカポックの苗木6本移植した。これは、昨年、枯れたと思い、切り倒して斜面に投げ捨てたものが、偶然挿し木のようになったのだろう、今春何本か芽を出していた。その生命力に感動し、鉢に移し大事にしていたら、見事50㎝ほどの苗木になったのだ。これが大きくなったら、たくさん挿し木して、敷地を囲む生垣にしてやろうと目論んでいる。また、何年か越しの計画ができた。

キャベツとブロッコリー各2本だけ苗を買ってきて植えた。箱菜園の土をふるいにかけ、小石や草の根などを取っ払う。堆肥と苦土石灰を漉き込む。20㎝程の穴に油粕を入れ薄く土を被せ苗を植えつける。これから根付くまで毎日水遣りを欠かせない。苗代各44円にこれだけ手間隙掛けて半年後に収穫できたとしよう。「おおっ、立派なキャベツができた。青々とした見事なブロッコリーだ」と喜んでも、スーパーに行けば「キャベツ、大安売り1個99円!」なんて出ている。家庭菜園が、自給自足だなんてユメユメ思うべからずである。

004 それでも収穫でき、食卓にのぼればまだいい。立派なキャベツができた、さぁ食べようと半分に切ったら、中から土がパラパラと落ちてくる。これがよく見ると黒っぽい幼虫なのである。流石の俺も、背筋が寒くなった。当然、中の葉は、完全メッシュと化していた。あれは、5年前のことかなぁ。無農薬野菜なんて本当に可能なのかねぇ?

このほか、風害、冷害、凍結、病気・・・と、まともに育つのが奇跡のようにも思える。育たない原因が分っているのはまだいい方で、去年と同じようにしているのに全く発芽しないとか、昨日は元気だった野菜が突然しおれて、そのまま枯れてしまったりと、頭の中は????????だらけ。

なんてことで、正直、箱菜園は挫折しかかっている。今年の新兵器、木酢液+焼酎ハルボン特製有機駆虫剤は、結果的には効を奏さなかったようだ。もう、虫たちには勝てないのであろうか。めげるなぁ!

それでも、今日のようないいお天気だと、箱菜園を眺めながら「オクラももう終わりやなぁ。さて、この後に何を植えようか。スナックエンドウは美味しいよなぁ」なんて考えているのである

2007-10-17

風のたより VOL.750

由良の港は大騒ぎ

2日がかりで刈った草を、所定の場所に運んで投棄した。軽トラで3回分、結構重労働の上、体中ホコリまみれになったが、気分的にはすっきりした。今日ばかりは軽トラを所有していてよかったと実感する。軽トラは、いろんな場面で役に立っているのだが、仕事をしているわけではないので使用頻度は高くないので、無収入のくせして2台の車を維持するのは贅沢だと思う。でも、淡路島の正しいオッサンになるためには、絶対軽トラが必要だったのだ。維持費はきついが、この車が廃車になるまでは乗り続けようと思う。

夕方、HR夫妻と鯵釣りに行く約束をしていた。TK夫妻(ヒット丸船長)も同行することになり、新由良港のいつもの場所に3組の夫婦が陣取る。ここは車が横付けできるので、足の不自由なHR氏にとって格好の場所なのである。それに昨年は、小鯵といえども、三枚に下ろし、刺し身や握り寿司のネタになる程度の大きさで、とても美味しい思いをさせてもらった。俺は、サビキ釣りには全く興味はないのだが、女房へのサービス(優しい夫の演出)ということで付き合う。必要な道具を全て準備し、運転手して、仕掛けを作り、釣れたら魚を外してやりと、女房はお大名様と化すのだ。

さて釣りの方だが、最初は鯖ばかり食いついて困った。こいつが30㎝を越えれば、何とか塩焼き、味噌煮になり得るのだが、20㎝~25cmというなんとも中途半端なサイズで、まず食えた代物ではない。しかも、このサイズだと、針を外す時かなり力強く暴れて、他の針が絡まって仕掛け自体をダメにしてしまったりする。ほんと困りもんだ。

日が落ちると、底の方でボツボツ小鯵が掛り始める。しかし、小さい。これでは刺し身は無理だ。南蛮漬けしかないなぁ。それでも「ホレ、刺し身になりそうなの釣れてこい!面倒臭いから3枚に下ろしたの釣れて来い!」などと、3組の夫婦でワイワイ言いながら釣るのは楽しい。

6人でワイワイやっていると、よほどよく釣れていると見えるのか、見物人がやってくる。由良のオジヤンは人懐い。必ず話しかけてくる。3人くらいまでは愛想良く対応しているが、それ以上になると少しイライラしてくる。言うことが同じなのである。

「昨日はイワシが回っとったで。去年は見なんだのになぁ。波止の先ではマグロが釣れよる。鯖は食えん。鯵はまだこまい」などのあと必ず「あんたらどこから来たんで?」とくる。俺は大阪弁丸出しでしゃべっているから、そのような答を期待しているのが分る。で「今は塩田に住んでるけど、大阪からきたんよ」とご期待に応える。すると「俺の姪っ子は、大阪のどこそこに住んどって、婿は○○に勤めよんよ」とくる。「俺はアンタの名前も知らんし、姪子さんとは面識ないし、その旦那がどこに勤めてようが知ったこっちゃないがなぁ」と言いたいけれど、まぁ、言えんわなぁ。

なんとかそのオジヤンが立ち去ったと思ったら、待ってましたというように、また別のオジヤンが現れて「鯵はまだこまいのう。もうチョットしたらイワシが回るでよ。波止の先ではまぐろが・・・」と始るのである。このオジヤンの甥っ子は大阪に住んでいるに違いない。

釣るのなんか面倒臭いとタモを持ち出して、イワシの群れが来たらバシャッとすくい獲っている人たちもいる。「あそこにイワシの群れがきとる。だんだんこっちにきとる。それ今じゃ」こちらも大声でワイワイやっている。これが結構獲れるのだから、なんだか釣るのがアホらしくなってくる。

てなことで、我々と地元オジヤン混在でワイワイやっていたら「なんや騒がしいななぁ、ひょっとして思ってきてみたら、やっぱしアンタらやったン?」と現れたのはジュリー&花ちゃん夫妻。おいおい、ここは由良やで。志筑やったらともかく、こんなところで会うか?ますます、由良の港は騒々しくなるのである。

く~みんさん、ABさん、喧しかったやろなぁ。スマン!ネット仲間がこの漁港の直ぐ傍に住んでいるのだ。うららさん、智ちゃんは、橋を渡ったところやねェ。由良にもたくさん友人がいる。うれしいねぇ。

2007-10-16

風のたより VOL.749

夫婦の思惑

ここ1ヶ月ほど、毎日、ギター弾き語りの練習をしている。ギターは上手くはならないが、左手指先が硬くなり痛みを感じなくなったので気持ちよく弾けるようになった。声もいくらか高音域が出るようになり、張りというか艶というか、そんなものが出てきたように思う。思っていたら、今日、女房が「お父さん、随分声が伸びるようになったねェ」と言った。俺は、一瞬キョトン!となった。2年ほど前、オカリナを手に入れ、毎日吹いていたら「家庭の騒音、社会の迷惑」と連呼されたものだ。それが、お褒めの言葉をいただくなんて、ドーユー風の吹き回しよ?それだけでなく、横に座って「私も一緒に歌っていい?」と歌い始めたではないか。理解不能、不安増大!しかも「アメージング・グレイス」では一部、俺が高音部を歌うので、ナナなんとハモっているではないか。なんという恐ろしい展開だ。もう直ぐ還暦の夫婦が、夫のギターにあわせてデュエット、しかもハモっている。仲良し夫婦、否仮面夫婦?だいたい、こんなところYT夫人に見られたら「キャー、ラブラブやん!」と郷中に響き渡る大声上げるに決まっている。

しかし、俺は、気持ちとは裏腹に「この単語の発音はなぁ・・・・。ここはしっかり伸ばす・・・・。1回一人で歌ってみ」なんてことで伴奏したりしてるやおまへんか?ウ~ヌ、何かよくないことが起こる!

ラブラブコーラスユニットを終え、外に出て、午前刈った斜面の草を掻き集めていると、「手伝うわ!」と、右手に熊手、左手に釜、ヤル気満々ジャージ姿の女房が出て来た。ワナワナワナ・・・・これまで、頼みもしないのに俺の作業を自主的に手伝うことなんてあっただろうか。

これは尋常ではない。

俺に内緒で、何か高い物を買ったのだろうか?

ヒョッとして車をぶっつけた?

何か俺の物を壊した?

俺に何かさせようと目論んでいる?

「警戒警報発令!」

だが、俺にしても弱みはある。女房は12月で60歳になる。つまり年金が入る。僅かとはいえ約7年間無収入だった我家に定期収入が入るようになる。俺が60歳になるのは来年の10月だから、その間俺はヒモになる訳だ。ヒモは、その女性をとても大事にすると聞いたことがある。女房が発作的融和政策を展開しているからといって「新しい釣竿がほしいねんけど」なんて図に乗ってはいけない。ここは冷静に推移を見守るべきであろう。

夫婦の思惑は悲喜交々、狐と狸の化かしあい、一筋縄ではいきません。

ラブラブな頃もあったろうになぁ。

2007-10-15

風のたより VOL.748

映画会(4)

日中は何の予定もなかったので、作業に没頭した。

午前は、犬舎前の斜面(10坪ほどかなぁ)に、アジサイ45本植え終えた。ツルハシとスコップで直径30㎝深さ20㎝の穴を掘り、肥料を入れ土と混ぜ合わせ、水をたっぷり含ませてから植え付ける。あと残り40坪ほどの斜面に200本植えるつもりなんやけど、なんや気が遠くなりそう。植え付けも大変やけど、それだけの面積に毎日水遣りしたら水道代たまらんやろうなぁ。

午後は、斜面の片半分の草刈をした。エンジン草刈機なのだが、かなり急な斜面で、今日は4回転んだ。正直これは危険なのだ。ヘタすると、回転刃が身体に触れ大怪我もありゆる。転びそうになったら無理に立て直そうとせず、スローモーションビデオのように斜面に倒れ、倒れながら草刈機の手元のアクセルをニュートラルに戻さなければならない。しかも、刃の部分を地面から少し浮かし、体から遠ざけなければならない。斜面の草刈は、かなり集中力が必要なので1時間以上はしないことにしている。刈取った草は、カーキーで掻き下ろし、一箇所に積み上げる。今日は軽トラ2回分くらいあった。本当は2,3日乾かして野焼きしたいのだが、我郷では禁じられているので、所定の場所に捨てに行かねばならない。刈取った後の処理も結構大変なのである。しかし、これで水仙の球根が貰えたらいつでも、植え付けできる。こちらも何百個単位になるが、アジサイのような手間はかからないだろう。

10時と3時には、たっぷり休憩をとる。デッキで海を眺めながらコーヒーと貰い物のウイロウ。しみじみ、ここに住んでよかったなぁと思う時間だ。

夜は、映画会。4回目になるのかなぁ。息子(コマロJr)の結婚式が、今週末に迫っているコマロ夫妻の心境に近いかなぁと「花嫁の父」を上映。その後、披露宴でのスピーチ練習をしてもらおうと思っていたのだが、結局はいつものバカ話方面へと流れ、秋の夜長はギャハギャハと更けて行くのでありました。

2007-10-14

風のたより VOL.747

情報

032 2,3年後には、水仙園とアジサイ園になっている予定の斜面は、現在チョッットしたススキが原になっている。この異常な猛暑は何時まで続くんだと喚いていたけど、秋は確実にやってきてたんですねェ。水仙を植えるため、来週には草刈するつもりなんだけど、この風情も捨て難いなぁ。

我家のようにひっそりと地味な暮らしをしていても、昨日の「さすらいのうどん職人」のように、雑多な情報が入ってくる。俺たちは寄せられた情報には原則、反応することにしている。

BBSでは、由良の漁師の女将さんから「港内でマグロが釣れてるで~」と書き込みがあった。港内でマグロが釣れるなんて驚きやよなぁ。港の直ぐ目の前に住んでいるく~みんさんからも目撃情報があった。マグロの釣り方なんて知らないけど見物だけでもしてみたいものだ。

明日(10月15日)は、7:30より我家で映画会です。。「花嫁の父」(1950年アカデミー賞作品 スペンサー・トレーシィ、エリザベス・テイラー主演) 晩ご飯を食べてくること。飲み物各自持参。途中ゼリー&プリンのサービスあり。参加自由だが10人しか入れん!

10月20日(土)は、当ホームページを制作してくれ、今も何かと面倒をみてくれているジュニァ(コマロ氏のご子息)が名古屋で挙式します。花嫁ロサちゃん(ペルー生まれペルー国籍だけど純血日本人)は、我家にも来たことがあります。とても可愛くて気の利く娘さんです。お正月には一緒にきてくれるかなぁ。

10月22日(月)は、俺の還暦リーチ誕生日。12日、あっちゃんの誕生日会のついでに、ほんの少し祝ってもらったので、行事予定なし。お祝いも来年に集中していただくようお願い申し上げる。来年はチト考えンとなぁ。

10月27日(土)、28日(日) 兵庫県立淡路景観園芸学校「ALPHA祭」。元怪しい貿易商NS氏は、まだ関わっているようで、案内を置いていった。詳しくは景観学校のHPでご覧ください。俺は、堆肥を買いに行くつもりだ。1キロ50円は安い。

Photo 11月3日(土)1:00~3:00 「ノーマン マティーソン個展」オープニングパーティ : カリヨン広場内、ノーマンの英会話教室兼ギャラリー。お茶とお菓子程度のパーティなので、お気軽にどうぞということです。俺たち夫婦も、喫茶部の開始時間を遅らせて参加する予定です。

同日夕 7:00~、発明工房内「cafe  nafsha」では、KAH-TAO(アフリカやアジアの民族楽器での、オリジナルサウンド)というユニットのライブがあるそうです。お問い合わせは(0779-64-1121 発明工房)へ。

同日は、アトリエ風”(ぶう)さんの在籍する、関西リハリビテーション専門学校の文化祭もあります。昨年はおでんを担当していたけど、今年はホットケーキだとか。ノマーンのパーティの前にチョット寄って見るかなぁ。直ぐ近くやし。

てなことで、我家は喫茶部で結構人が集るせいか、いろんな作品やイベント案内が持ち込まれる。俺はテーブルに置いておいて、目に止まった人が持ち帰ってくれたらいいと気軽に構えているのだが、女房は預かった以上、配ってしまわねばと思うようで、必死で説明し手渡している。それで、わりと素早く捌ける。

2007-10-13

風のたより VOL.746

さすらいのうどん職人

クライマックスシリーズとやらが始りましたねェ。今シーズンから導入された制度だが、俺はシーズン当初から興味ないといい続けてきたので、原則無視します。しかしまぁ、我愛するタイガーズが試合をしているのだから、チラッとチェックをいれる。ナゴヤドームは超満員、興行的に成功なら来年度以降も続くんやろなぁ。今、試合が終わった模様。結果はムムムム・・・・

さて昨夜、「YT氏99%、俺1%」の誕生祝を終えて帰宅したら、ペンションオーナーSK夫人からメールが入っていた。

「突然ですが、明日昼12:00~14:30迄、さすらいのうどん職人が「ナフシャ」にて、うどんを振る舞います。彼は今、うどん屋を開くため修行中らしく、全国を回っているそうです。1杯¥250です。時間が合えば是非来てね~

さすらいのうどん職人という妖しい響きに俺が反応しない訳がない。午後は、喫茶部を開けねばならなく、あわただしい時間帯だが、駆けつけることにした。「Kafe’ナフシャ」?聞いたことはあるように思うが分らない。分らないときはとりあえずネット検索。あったあった、そうか生穂の発明工房に併設されたというお店か!ほんとネットは便利やねェ。チョットした手がかりがあれば概要を知るくらいにはたどり着けるもんね。

Nafsha1 我家から車で15分ほどのところにある海辺の倉庫を改装した発明工房は、尾崎さんというアーティストの工房であり、ギャラリーであり、本格的カフェ(ときおりライブあり)であり、子ども向け物作り体験教室ありなど、なんでもあり遊び空間という感じだ。オーナーの尾崎夫妻とは初対面なのに、気さくに話しかけてくれ、家族的な雰囲気がとても心地良かった。

さて、うどんの方だが、さすらいのうどん職人という言葉そのままの若者であった。3年間讃岐で修行したあと、うどん打ちに必要な一式を車に積み込み、北海道に渡った。出張うどん屋のようなことをしながら南下し、全国を放浪修行中ということだ。昨夜、急にkafeナフシャにやってきて、うどんを打ちたいと申し出たそうな。オーナー夫妻は慌てて友人達にメールを送り、その一人がペンションオーナーSKさんで、SKさんはうどんといえばハルボンさんということでメールを転送してくれたというわけだ。

うどんは「麺の美味しさを味わってくれ」と主張しているかのごとく「冷うどん」と「かけうどん」の2種のみ。俺は両方いただいた。冷うどんは、讃岐うどん特有の腰の強さが強調され、生醤油、しょうが、七味唐辛子によるシンプルなバランスがよかった。かけうどんの出汁は、少しくせがあるというか、今まで経験のない味だった。慣れてないないだけで、決してまずいと思ったわけではない。歯ごたえ、喉越しは抜群で、もう一杯と言いかけたが、数に限りがありそうなので残念した。

さすらいのうどん職人さんは「15杯分3500円~」で出張してくれるということなので、一度お願いしてみるかなぁ。30人来て半分は2杯食べるやろうから、45杯は捌けるわなぁ。来週の土曜日は「うどん部」です、なんてーことがあるかもですよ。

それにしても、淡路島にはアーチスティックな面白人間がわんさかいるよなぁ。ソコにはまた、面白人間が寄ってくる。人間が寄ると何か動きが始る。ほんと淡路島は刺激的な島だ。

2007-10-12

風のたより VOL.745

2%のお祝い

ここのところ宴会続きなので、今日から、質素倹約・粗衣粗食・晴耕雨パソ・食い物は早い者勝ちというハルボン憲章に基づいた暮らしに戻すのだと鼻の穴を膨らませていた。今日は一日、箱菜園夏野菜処分、アジサイ移植、草刈などして過ごすつもりだった。しかし、急に女房の友人(大阪在住)が来ることになり、それも打ち合わせと違うバスに乗り込んだようで、午前中はバタバタしていた。

2人は「花さじき」で、コスモス見ながらお弁当を食べるのだと出かけた。俺は、一つだけ残っていたチキンラーメンに卵を落としただけの昼食を済ませ「さぁ、野良仕事開始だ」と立ち上がったところに、YT夫人から電話。

「あんな、今日あっちゃん(旦那)の誕生日で、お肉食べに行くねんけど、一緒にどう?私が運転手するからビール飲めるよ」

そんなン、2人で行った方がええのんとちゃうのン?と思いつつも、「そんなン、行くに決まってるやろ。かって俺が食べる話を断ったことがあるか」

「それじゃ、5:50に迎えに行きます。コマロ夫妻、ジュリー夫妻も来ます」

3:00、女房達が帰って来た。小1時間お茶して談笑。犬の散歩。女房の友人を津名・一宮バス停に送り、家に帰ったのが5:45、タッチの差でYT夫妻の迎えに間に合った。

020 着いたのは岩屋(淡路島北端、明石大橋の麓)の「源平」というお店。お肉というから、てっきり焼肉だと思っていたら、淡路島では珍しい、ちゃんとしたステーキハウスだった。入り口前には、篝火(かがりび)が焚かれていた。店奥の鉄板コーナーでは、料理人が、胡椒ビンをクルクルっと放り上げてキャッチするなど、所謂パフォーマンス調理をしているのが垣間見えた。

023俺たちは8人の団体だったので、個室に通された。この部屋のスチエーションが素晴らしい。窓の下は船着場で、漁船が何艘かつながれている。左手にはライトアップされた明石海峡大橋、正面には神戸の夜景が直ぐソコのように見える。我家からの夜景より20km近づいているのだから当然だ。

029 「あっちゃん、57回目の誕生日おめでとう!」と乾杯。グビグビといこうとしたら、コマロ婦人が「そうそう、ハルボンさんも、もうすぐやねぇ。ついでに乾杯しとこか」という。みんな、何でもええからハヨ飲ませ光線を発しながらの、力も心もこもらぬ乾杯をありがとう。お祝い比率:あっちゃん98%、俺2%と具体的に感じた。

俺は、4000円のコースを注文したのだが、料理はまずまず合格。若い男子店員達の接客も不自然さがなく好感がもた。店構え、ロケーションは抜群。まぁ、推奨に値するお店だった。

031 帰りの運転は、YT夫妻がそれぞれ担当。主賓やのにスマンのう。俺は生中1杯半でいい気持ち、安い酒代だ。海平の郷に着いて、ジュリー&花ちゃん邸に集合。なんと、花ちゃんは、あっちゃんのためにケーキを焼いていた。ロウソクを灯し、電気を消して、ハピイバースデイ・ツー・ユーを歌い、火を吹き消した。この一連の動きの中で、俺へのお祝いは微塵もなかったので、マイナス1ポイント。トータル1%のお祝いをしてもらったことになる。美味しいケーキを1/8いただき「ダイエットは明日から」と唱和して解散。

お祝いはともかく、今日は昼食のみ質素倹約・粗食、午後2時間だけ晴耕を達成。う~む、立派だ。

2007-10-11

風のたより VOL.744

第二期5ヶ年計画・・・アジサイ

小雨だけど、今朝も降っていたねぇ。朝雨降って、午後はいい天気というのが4日続いている。こうなった明日の朝も降らないかなぁ。

017 花の終わったアジサイを300本ほど挿し木しておいた。前例のない猛暑だったが、水遣りを欠かさなかったせいか、9割がたきれいに芽吹き、今新緑の季節のように青々としている。試しに、1本取り出してみると、根もしっかり張り出している。

昨年、試しに30本挿し木したのだが、枯れたかなと諦めていたら、今年の春になって小さな新芽を見つけたときは感激したものだ。葉がしっかりしてきた5月に斜面下の方に移植した。なかなか大きくならないが、元気にはしている。

しかし、今年は現時点で充分、移植可能な状態になっていると思われる。今、地植えするのが正しいかどうか知らないし、調べようともしないのだが、自分の勘だけに頼って行動するのもなんだか楽しいじゃないか。失敗したって、誰に迷惑かけることじゃないしね。

013 それで、ここ3日で20本移植した。10月一杯で半分の150本は移植したいと考えている。残り半分は挿し木したまま越冬させて見るつもりだ。

とまぁ、第二期5ヶ年計画の一環である、斜面片半分をアジサイ群生地にする作業予定は着実に進行しているのだ。もう片半分は水仙群生地にする予定なのだが、「水仙の丘」主宰者INさんに、11月になったら球根を頂く約束をしているのだが、覚えてくれてるだろうか。催促に行くほど親しくしている訳では無いので、忘れられたら終わりやなぁ。まぁ、その時はまた考えたらいいか!

久しぶりに釣りに行った。相変わらず、メバル、ガシラは全く姿を見せない。小鯵がいたずらに電子浮を引きずり回すだけだ。なんとか、食べられそうなカイズ(20㎝前後のチヌの子ども)を4尾キープ。塩焼きにすれば、何とか食えるやろ。釣れないのもまた釣りであると認識しているので、釣れないこと自体は構わないのだが、この異常気象が当たり前のようになり、魚の生態が変わるのは許せないというか、切ないね。今年の異常は、あくまで異常でありますように!

2007-10-10

風のたより VOL.743

お前は欧米か?ディナー

今日も夜から朝方まで雨で、日中は晴れというパターンが3日続いている。こんなことも珍しいのじゃないかなぁ。

昼前に女房を「しずかホール」に降ろす。市の健康診断を受けるためだ。俺は原則として健康診断は受けない。自覚症状があれば病院に行くし、食事や運動などは意識的に気をつけるなど、健康については、それなりに自己管理しているつもりだ。でも、今、特に気になることもないのに、あえて悪いところを探しに行こうとは思わない。診断の結果、早期発見早期治療、生活習慣の見直しなんてことが大切なのは、常識的には分っている。しかし、自分に当てはめようとは思わない。疾病発見が遅れ、治療できずくたばったなら、それはそれで仕方ないというか、それが俺の生命力の限界であり、寿命だと考える。長生きのために最善を尽くそうとは思わない。あと1年で60歳、充分に生きたとも考えている。俺はそんなスタイルが好みなだけで、他の人に同意を求める気はない。女房だって、健康診断を受けたければ受けたらいいのである。受けたい人がいるように、受けたくない人もいることを大切にして欲しいと思ってるだけだ。

てなことで、女房を降ろして、俺は直ぐ隣のスーパーに買い物に行く。MR夫妻とWD夫妻を夕食に招待しているので食材をそろえるためだ。本当はランチに招待していたのだが、女房の健康診断が今日だとは俺の頭になく約束したので、夜に変更してもらったのだ。結構多品目買わなくてはならないのだが、普段から買い物には付き合っているので、何がどこにあるか熟知しているため無駄なく回り、20分ほどで終了。コリャ、大分待つことになるなぁと検診会場に行くと、女房が待っていた。こういうのって何か得した感じ!

006 008 ランチを夜に変更しただけだから、メニューはパスタ中心。パスタ2種(カルボナーラとボロネーゼ)、ピザ、トマトのガスパチョサラダ、大根サラダ帆立風味と我家では定番メニューだ。これなら白ワインが合うかな。定番を食わせろのリクエストなのだからこれでいいのである。ボロネーゼは、WD氏から頂いた自家製トマトソースを使ったものだ。

今日は宴会のつもりではないので、持ち寄り料理は必要ないと言ってあるにも関わらず、持ち込まれた。

005WD氏は、特製012 サラダ。これは日本人でありながらフランスのホテルでシェフを務める娘婿に「今日ハルボン邸でカルボナーラをご馳走になるのだが、それに合う料理を教えろ」と電話で聞いて作ったんやって。流石にドレッシングはこれまで見たこともないものだった。なんだか凄い話しやねェ。夫人はデザートにと「ブドウのゼリー」。甘さを抑えた優れものだった。

007 MR氏はお刺し身。これが、昨日、自分で釣ってきた魚なんやって。釣り師の端くれとしては、なんだか悔しい。しかも、これ何の魚か当ててみろというではないか。一つはベラ系(答えはコブダイの子)と分るが、もう一つはよう分らん。それもそのはず、イシガキダイやって。これが生穂漁港のテトラで釣れたンやって。確か10年ほど前、人が釣ったのを見たことはあるがなぁ。俺はここでアコウを釣ったこともあるし、小さな漁港なのに侮れないなぁ。

004 このお刺し身も、カルパッチョ風に盛られてあったので、全体に「お前は欧米か?」という食卓となった。今日のメンバー、WD氏もMR氏も、俺なんぞ足元にも及ばないこだわりの料理人なので、俺は自分の料理を出すのにかなり緊張を強いられた。今夜の話題も、ほとんど料理についてのウンチク合戦だった。でもまぁ、ウンチクなどドーでもよろしくて、こうして一緒に食卓を囲む仲間がいることが幸せなのである。

009 それにしても、土曜日は平山邸ディナー、月曜日はノーマンたちと我家でランチ会、水曜日は「欧米か?ディナー」、5日間で3回か?明日からウォーキング開始やなぁ。ヨーシ、とりあえず大幅早足で5km歩こう。

2007-10-09

風のたより VOL.742

無農薬野菜というけれど

今日も朝のうち雨。涼しくなるのかと思えば蒸し暑い。本当に今年はどないなってんねんなぁ。

今日は珍しく、誰か来る予定も出かける予定もない。箱菜園再整備など外での作業はできない。納屋での作業は終えてしまった。明るいうちはプロジェクターで映画も観れない。海も荒れていて、釣りに行けそうもない。イヤー、することが無い。

一作業終えると、PC開くのが楽しみだったり、お茶しながらギターをボロンなんてやりたくなるんやけど、暇だとそんな気もおきない。なんでやろ、不思議やねェ。中学、高校のころ、普段読書なんかほとんどしないくせに、試験勉強のため机の前に座ると小説など読み始め止められなくなったりしたのを思い出す。引越しの荷造りしている時、10年前の新聞が出てきて、隅から隅まで読み出したりさぁ。忙しい時ほど、他のことがやりたくなるねんねぁ。俺だけかなぁ。みなさんはドーよ?

午後、雨が止んだので箱菜園の様子を見に出る。一本だけあるオクラの葉についている虫を取り除く。毎日毎日駆除しても何十匹かいる。ほとんどの葉が半分以上食われているがとても元気で、毎日、ポピーのような黄色い花を咲かせ、毎日1本か2本収穫できる。市販のものより3倍くらい大きいが、とても柔らかいので茹でないで、そのまま輪切りにしてサラダに入れたり、醤油オカカで食べたりする。

今年初めて栽培した「地這いキュウリ」も、やっと毎日1,2本収穫できるようになった。これからもう少し期待できるかなと思っていたのだが、今日見ると何か様子が変だ。メッシュ状になった葉がやたら目に付く。黄色く枯れている葉も多くなっている。連日の雨で元気一杯だろうろ思っていたのに・・・。メッシュ状の葉を一枚ちぎり取って見て、思わずギャーと声を出してしまった。1㎝くらいのか細いのから、3㎝くらいでマルマルと肥え黄色っぽくなった青虫が10匹くらいくっ付いている。さすがの俺も背筋がスーと寒くなった。さらに2,3枚取ってみるが同じ状態だ。もう、葉から虫を取り除くのは無理だ。葉自体を切り落とすしかない。元気そうな葉だけ残して切っていったらほとんど丸裸状態になった。そうなると茎や子房があらわになり、よく見ると、ナメクジ、マル虫、天道虫、名前は知らんが真っ黒な動かんアリのような虫がびっしり・・・・もう、アカン!諦めた。

1ヶ月前に植樹したナンキンハゼも3本丸裸にされていた。ハルボン倶楽部特製木酢焼酎混合液噴霧は、効果あったと思っていたけど、やっぱりたくさん卵は産み付けれていたんやなぁ。ここに来て寒くなるどころか、雨続きの上、蒸し暑いため虫たちの孵化には最適な条件になったんやろなぁ。誰だって無農薬野菜がいいに決まっているが、生半可なことじゃできないね。今日は気持ちが萎えてしまった。野菜作り、続けられるやろか?

2007-10-08

風のたより VOL.741

無謀なシンガー

未明からの雨で、グット冷え込むのかなぁと思っていたら全く逆で、真夏並みの蒸し暑さになった。エアコンを入れたくなるほどだ。

そんな中、ノーマン夫妻+レイ、クリフ、エレンの5人がランチにやって来た。エレンとは初対面だ。ノーマンに習った通り「I,m glad to meet you」と言うつもりだったのに、口から出たのはアメリカ英語の「Nice to meet you」だった。スマン!

で、あらかじめ電子辞書で調べて、カレンダーの隅に書き込んでおいたのを盗み見して

「Make yourself at home」

とやったら、これがうけた。嬉しい。 イエーイ!

287 ノーマンは身長190㎝、コズエさんも日本人離れした立派な体躯でノーマンと並んで歩いていても全く見劣りしない。クリスも、ノーマンと同じくらいの長身痩躯、カッコいい青年だ。ところが、エレンは、俺より少し低いくらいで、しかも童顔、着ている服も少女っぽく、なんともカワユイ女性である。津名高校の英語の先生をしているのだが、彼女自身が高校生といっても、誰も疑わないのじゃないかなぁ。俺は心の中でラッキーと叫んだ。何がラッキーといって、チビの俺が、俺より小さい人に会うと俺は嬉しいのだ。抱きしめたくなるのだ。まぁ、抱きしめはせんかったけど・・・・

本日のメニューは4品

「牛肉の赤ワイン煮、マッシュポテト添え」・・・試し作りの反省が活きて、まずまずの出来だった。評判も良かったように思う。

「大根と帆立のサラダ」・・・塩分が少し足りず、薄味になってしまったが、ノーマンは気に入ってくれたようだ。

スパゲッティ・カルボナーラ・・・4人前作り、大皿に盛ったので、ソースが下に溜まり、上の方の麺にはちゃんと絡まっていなかったようだ。パスタは一度に3人前以上作ってはいけない。反省!

ピザ・・・女房作なのだが、生地が発酵しすぎたようで、焼き上がりが柔らかく、カリカリ感に欠けたのが残念だ。

と、まぁ、完璧とはほど遠い料理だったが、みんな好き嫌いなくモリモリ食べてくれたのでよかった。もう入らないとみんなお腹を突き出していたが、アップルパイとコーヒーを出したらペロリと食べた。

で、そのコーヒーのとき俺は歌う破目になった。歌うとは約束したのだが、忘れてやろ、覚えとっても笑ってごまかせと思っていたのだが、そうは問屋が卸さなかった。クリスは来るなり「歌が楽しみです」というし、コズエさんは訳詩をプリントアウトしてきた。もう逃げられない。英国人と米国人を前に、英語で歌うなんて、やけくそ居直り無謀オッサンとしかいいようがない。ふん、もう直ぐ60歳、恥ずかしいなんて言葉は俺の辞書からは削除したワイ!

「アメイジング・グレイス」を歌い始めると、みんな一緒に歌ってくれた。なんとクリスは、ハモってくれてるではないか。さすが音楽家だ。続いて「テネシー・ワルツ」を歌った。クリスは「最初から最後まで、ちゃんと聞き取れました」と言ってくれた。クリスは優しいね。ノーマンには一箇所、発音を訂正された。さすが、俺の英会話の先生だ。

クリスに「アンチェインド・メロディー」は歌わないのと言われた。彼はきっとハーモニーかなにか練習して来たに違いない。そんな人柄だ。が、もう俺に3曲目を歌う気力はなく「次回来てくれたときのために残しておこう」と言った。言ったのは日本語で、コズエさんが通訳してくれた。

エレンもノーマンもクリスもお好み焼きが好きという事なので、次回はお好み焼きランチをしようと約束した。お好み焼きといえば、海平ではWDさんやなぁ。彼をゲストコックとして呼ぼうと考えている。

まぁ、どちらにしても、淡路島でひっそり暮そうとやってきたのに、こうして若い外国人たちとワイワイ食事をするなんて、人生どんな展開をするか分らんモンやねェ。ノーマンたちとは、長い付き合いになりそうだし、エレンとクリスには「日本のお父さん、お母さんと言ってもらえるようになりたいね」と女房としみじみ話した。ホント、みんな自分の息子娘にしたいようないい子やねん。

294コズエさんは、一昨日のブログを読んでくれていたようで「これ展示してください」と、ノーマンの版画を持ってきてくれた。モノートーン調でとても心の落ち着く作品です。是非、観に来てください。販売も可だそうです。価格は本人と直接交渉です。ノーマンの英会話教室のパンフも置いてます。チョッとCMでした。

2007-10-07

風のたより VOL.740

心意気

午前、洲本のジャスコに買い物に出た。明日のランチ会の食材なのだが、4名の若者、内3人は外国人という布陣なので、どれくらい食べるもんやら見当がつかない。大量に作りすぎて、残るのも困るしなぁ。まぁ、普通より少し多目にして、足りなかったらまたおいでということにしよう。

午後の喫茶部。久しぶりにIOファミリー(大阪在住)がやって来た。彼等は、我家の2軒隣に土地を所有し、2年前に家を建てる計画だった。ところが、諦めかけていた子宝に恵まれることになり、一旦立ち消えとなった。(「怪我の功名半月盤男」のタイトルで、経緯を書いたはずなんだが、ヨー見つけんかった) 今年の春来た時「ここで子育てをしたいので、家を建て定住するつもりです」と鼻の穴を膨らませていた。仕事は定時が保障されるので、通勤可能と判断したようだ。6月には設計図を持って来た。親しくしているHR氏の設計ということもあってか「しっかり検討して、変更したほうがいいところがあれば、自由にしといてください」と設計図を置いて帰った。誰の家やねん!でも、若い住人が増えるのはいいことだ。

てなことで、今回はトントン拍子に運びそうだと思っていたら、以後、今日まで半年間何の音沙汰もなかった。同居の母親が大病を患い、看護で大変だったようだ。今は退院しているが、まだ完全には回復していない。病気する前は「あんた達は好きなようにしなさい。私は一人で大丈夫だから」と淡路島移住を応援してくれていたそうだが、今はそんな状況ではない。淡路島移住を延期するか、母親も一緒に淡路島で住めるように間取り変更するべきか思案中だということだ。「今の状況で家を建てるなら、母親の部屋を用意すべきだ。現実には本人が嫌がって来ないかもしれないが、何時来ても住めるようにしておくべきだ。それが、心意気ってーもんだと」俺は鼻の穴を膨らませていた。

手前味噌だが、俺も彼と同じ年のころ家を購入する時、お袋の部屋確保が一つの条件だった。お袋が来るたびに「ここが母ちゃんの部屋やで。ここはいつ来てもええように、空っぽにしてあるからな」と言っていた。実際に来たのはお骨になってからだった。納骨までの間、そこにいた。元気なとき無理にでもここに連れて来ていたなら、体調の異変に早く気付き、直ぐ病院に運び込んだら死なせなくて済んだかもしれないと悔やまれた。そんな思いがあってか、斎場に行く間際に、辺りを憚らず号泣してしまった。号泣しながら、なんでここまで泣けるんやろうと自分でも不思議に思っていた。

「俺はねぇ、子どもが自立したらなるべく早く仕事を辞めて、淡路島に移住するつもりやねん。その時は、お袋も一緒にいくか?」「行く、行く!なんなら家は私が建ててあげてもいいよ」と言っていた。そんなお金あるはずないやろうと思っていたが、亡くなったあと整理したらそのくらいのお金を持っていた。あながち冗談やなかってんなぁと思ったらまた泣けて来た。お袋が死んで、とても涙もろくなった。

IO夫妻がどんな結論をだすか分らないが、お金はなくても心意気のある人間でいような、お互いに!

2007-10-06

風のたより VOL.739

ブルーテイル英会話教室同窓会

土曜日の喫茶部は、4時過ぎ、卓球部を終えた連中がドヤドヤと現れて、ギャハハハとバカ笑いして、防災無線5時の時報で、サーッと引き揚げて終わりというパターンなのだが、今日は4時で喫茶部終了と連絡しておいた。

286 犬の散歩を終え、車に手土産を運び入れ、出発準備完了というところに「ふれあい工房」主宰者ミヨちゃんが陶板画を持って現れた。我家には、彼女の作品が、いつも4,5点展示されている。今日は「秋らしいのがないからこれと入れ替えて」と秋の七草を描いた作品を持って来てくれたのだ。いつもながらありがたいことである。この頃、人形作家MZさんの作品も持ち込まれなくなり、釣りの相棒MR氏の油彩画もSS邸に移動し、ハルボンギャラリーも少し淋しくなっている。みなさん、何ぞ作品があれば、ドンドン持ち込んでください。作品は、押入れや倉庫で眠っているより、展示されている方がいいでしょう。

284 近所の彫金師OS女史を乗せて出発。向かうは南あわじ市北阿万のHR邸、今夜はここでブルーテイル英会話教室史上最悪初心者クラス同窓会だ。同窓生はケイコ(HR夫人、ノーマンの義母)、マサヨ(怪しい彫金師)、ヨーコ(女房)、ケンジ(俺)の4人。それにHR氏、ノーマン(先生)、コズエ(ノーマン夫人、HR夫妻の長女)、レイ(ノーマン夫妻の長男)が加わるという。

6時きっかりにHR邸到着。この古民家を訪れるのは二度目だ。玄関を入るとノーマンが「まいど!」と迎えてくれた。太い梁がむき出しの低い天井は、日本人のDNAなのか、とても気持ちが落ち着く。しかし、身長190㎝のノーマンは、梁に頭をぶつけていた。何度も来てるやろうに学習能力のないやっちゃ!いやいや、先生にそんなことを言ってはいけない。そんなところにある梁が悪い!

280 テーブルには、ご馳走が満載されていた。土佐の皿鉢料理風に盛られた大皿と鰹のたたき、お寿司、鍋物などなど・・・中でも俺の興味を惹いたのが「アンバミシュー」という徳之島郷土料理(HR夫妻は徳之島出身)である。漢字で書くと「油味噌」になるそうだ。ミミガー(豚の耳肉)といろんな野菜を濃い味付けの味噌タレで和えた料理で、ビールにも合うが、白いご飯に乗っけて食べたいと思った。

さて会話は多岐に渡り、面白話もたくさんあった。俺は、HR氏が長く刑事(主に知能犯と暴力団関係)として活躍したエピソードが興味深かった。俺にとっては推理小説やハードボイルド小説の世界でしかなかった話が、元刑事から聞けるのだからワクワクもんだ。考えてみれば、俺は刑事さんと親しく口を利くのは彼が初めてだなぁ。20年ほど前、グリコ社長誘拐事件で和文ライターを持っているという理由で事情聴取されたことがあった。あれが、本物の刑事と向かい合った初めての経験だった。

怪しい彫金師OS女史は、いきなり怪しい手相見に変身し、皆の関心を集めていた。

ケイコさんに「あなたはだいぶ男が混じってますねェ」「そうよ、私は90%は男なのよ」

女房に「アンタも、かなりの男やねぇ。実は私もそうやねん」

「わぁ、男女が3人そろた!」と大盛り上がりしていた。

男女を女房にしたHR氏や俺の立場は微妙だ。

コズエさんは、頑なにみてもらおうとはしなかった。なぜだろう?まぁ、オバハンたちと一緒と言われるのも辛いわなぁ。

HR氏には「あなた、かなり肝臓がやられてますなぁ。少し酒量を減らさないとやばいですよ」という。まぁ、彼の飲みっぷりを見ていたら、俺でも言えることだ。彼女は、手相から見えることと、その人を観察することで分ることを上手にミックスして話すので、なかなか信憑性がある手相見だ。

282 ノーマンは、まだ、俺たちの普通の会話には付いてこれず、どうしても置いてけぼり状態だ。でも、あと1年もすれば、会話に参加するだけでなく、オヤジギャグなどをかましてきそうな予感がする。警戒が必要だ。

てなことで、美味しい料理をたらふくいただき、会話も弾み、楽しい時間を過ごさせてもらった。盛り上がらなかったときのために、車に潜ませておいたギターの出番はなかった。「パリーシェル~・・・」と俺が弾き語りを始めれば、彫金師が踊りだすだろうと思ってのことだ。

2007-10-05

風のたより VOL.738

スローライフ

午前

プロジェクターで映画を観る度に、カーテンを外してスクリーン(たまたまあった布)を取り付けていた。流石に面倒なので、カーテンの前に吊るせるようにした。自作といえば自作なのだが、この頃はホームセンターに何でも売っているので、取り付けるだけだ。それでも、取り外さなければならないものもあり、結構手間取った。

277 水曜日できなかった、フータのワンワンシェルターを作った。これもコンパネを切断して、箱状の物(写真)を作るだけなので大工仕事というほどのこともない。スノコ状のベランダ床から入り込む雨が防げたらいいのである。しかも、床下にはめ込むので、見栄えはいらない。作るより、床下へのはめ込みの方がはるかに大変だった。床下にほふく前進で入り込み、腹ばいのままスコップで地面を平にして、高さをギリギリにしてある箱を引きずり入れるのはかなり難作業だ。

しかも、その最中に「車が溝に嵌ったのでロープかしてもらえませんか」と30歳くらいの男が現れる。引き揚げるため、応援の車が来ているので手伝いはいいかなと、ロープだけ渡す。しばらくして「ロープ切れました。ワイヤーありませんか」と来る。ワイヤーはないので、とりあえず現場に行ってみる。軽バンの右後輪が嵌っているだけだった。我家の近所だけで、年2,3回は脱輪があり、見かければ手伝うので、この程度なら脱出できると判断。太目の柱材を持ってきて、テコの原理で押し上げる。男2人で何とか持ち上がる。応援の女性(どうも奥さんらしい)に側溝カバーの鉄板を入れる。8割がた車輪が乗った。女性に運転させ、俺たちは尚且つ、テコを押し上げる。「バックだけはせんといてナ」と叫びながら無事脱出。何度も頭を下げる2人に、オッと手を挙げ、柱材を担いで帰るという、チョッと親切なオッサンをした。しかし、実体は、ほふく前進の腹ばいスコップで、かなりヨレヨレ状態の上、目いっぱいの力仕事をするハメになり、もうヘロヘロだったのだ。それでも、ワンワンシェルターの設置はまだ終わっていない。親切オッサンも大変だ。

午後

畑でジャガイモの土寄せ作業。畝の真ん中を溝のように掘って種芋を植えてある。芽が出やすいように土を軽く被せてある。一株に30㎝ほどの新芽が5,6本出ている。茎が太くて元気そうなのを2本残してあとは摘み取る。周辺の草も抜く。そして、左手で新芽を抱くようにして、右手で土を寄せていく。溝を埋めていく訳だ。イモは種芋から上の地中で育つのでこの作業が必要なのだと、淡路島にきてから教わった。20株だけ植え付けしたのだが、全部元気だ。11月中旬の収穫が楽しみだ。

その足で、水汲みに行った。コーヒーだけはこの水で淹れると決めている。6年半一度も欠かしたことはない。でも、年々、ここで水を汲む人が増えている。今日もペッボトル100本ほど持ち込んでいる先客が居た。あ~ぁ、どれほどまたされることやら。

俺はこのようなことで一日を過ごす。女房は明日の喫茶部のためのケーキを焼いて過ごす。これをスローライフというのかなぁ。スローというのが「ゆったり」という意味なら、ちと違うなぁ。俺も女房も結構、ワッセ、ワッセと動いている。D・I・Yの精神で、自分のやりたいことにたっぷり時間をかけるという意味なら合っているけどね。のんびり田舎暮らししたいなんて言う人がいるけど、それだけじゃキット半年で厭きると思う。あれもしたいこれもしたいと毎日ワクワクするのでないと田舎暮らしは楽しめないと思う。その合間に、庭でゆっくりお茶するとか、夕日を眺めるとかいう時間を大切にするのがいいと思う。

2007-10-04

風のたより VOL.737

大阪

車に乗り込もうとしたら、坂の上からタクヤ君(小1)がトコトコと下りて来るのが見える。いつものようにオハヨーの挨拶をしてから出かけようと、しばし待つ。「オハヨー!オッチャン、いま出かけるとこやねんけど、麓まで乗っていくか?」てなことで、約3分間の同乗ドライブ。麓に下りる道は曲がりくねったかなり急坂だ。もちろん普段は徒歩通学だ。往路はまだマシだが、復路は大変だ。特にこの夏は暑かったからなぁ。でも、6年間通学すれば、足腰は強靭に鍛えられ、精神的にも少々のことではへこたれない強さを身に付けることであろう。不便さは人間の成長にとって決してマイナス条件ではない。

276 本当は7時前には出発するつもりだったが30分遅れた。阪神高速は通勤渋滞やろなぁと心配していたが、スイスイと走り、9時には女房の実家に到着した。新米を担いでいく。火曜日から居る女房は「電子辞書」なるものを買っていた。国語辞書、英和辞書など30冊分が収録されているという。英単語や簡単な英会話は音声も出てくるなかなかの優れモンだ。ナビちゃんと一緒で、また、しばらくこれで遊べそうだ。しかし、ナビのように突っ込みを入れるほどの英会話能力はないのが悲しい。淡路島に引っ越すとき辞書類も含めほとんどの書籍を処分してきたのだが、やはり辞書は必要だ。痛い出費だが、使いこなせるようになれば、必携アイテムになるだろう。

238 262 270 もちろん、天(そら)に会いに行った。天は人見知りするようになっていた。泣きこそはしなかったが「お前は誰や?」と怪訝な顔つきを崩さなかった。ママが買い物に出かけた小1時間一緒にいたのだが、これまでのような笑顔はほとんど見られなかった。これも成長過程で仕方ないね。でも天は可愛い。可愛いといったら可愛い!Tシャツの背中に「そら」とプリントアウトしているのがみえるだろうか?神戸の親戚HSさんの誕生プレゼントだ。こんなのもあるンやね。

寝屋川の次男の家に行く。玄関に新米を入れておくだけのつもりだったのに、なんと婚約者のトモちゃんが仕事を休んで待っていてくれた。俺の車を入れやすいようにガレージのシャッターを開け、飲み物やお墓のお供え物まで用意してくれていた。いい娘やなぁ。沖縄の人特有の優しさなんやろか、早くお父さんと呼んで!ウルウル!と相変わらず訳の分らんことを喚きちらすオッサンであります。

お墓に行った。お彼岸には誰もお参りしてないらしく、草ボウボウだった。あ~、混雑覚悟でも来ておくべきだった。少し悲しい気持ち。いつものように長く手を合わせる。俺たちの淡路島の暮らのしあれこれ、長男夫婦、天(そら)がどうのこうの、次男の結婚ばなしがああしたこうしたとブツブツいっていると長くなるのである。

昼食に門真市に住んでいたときの馴染みの寿司屋に行った。もちろん、少しもジットしていない忙しない寿司だ。食べ終わってレシートを見て初めて気がついた。なんと店の名前が変わっていたのだ。それがなんと、寝屋川に住んでいたときの馴染みの寿司屋だ。デザインロゴに見覚えがあるので間違いない。ん?「それがドーした?」

てなことで、大阪では結構アチコチ動いたのに、午後4時には家に帰っていた。大阪は近いね。でも、高速代が遠くしている。橋代なんとかならんか!淡路島の住人くらい無料にセーよ。

2007-10-03

風のたより VOL.736

牛肉の赤ワイン煮&マッシュポテトの夜

午後、料理の試し作りに没頭した。牛肉の赤ワイン煮こみをマッシュポテトにかける奴だが、正式な料理名は知らない。ちょっと見には、カレーのように見えるこの料理を初めて食べたのはボグ邸(大阪・守口市在住ポーランド人)である。夫人のヒトミさんは、俺の知る限り、素人では最高の料理人である。今でも、年一ペースで招待してくれる。毎回、和・洋・中・エスニックと皿数、量はビツクリするほど豊富な豪快料理だが、全体として味、食材のバランスはとれている。「モー、食えネー」と喚きながらも、また箸を出している。

そんな料理群の中でも、自分で作れるようになりたいと思ったのがこの料理だ。これまで10回くらい挑戦し、俺なりの工夫も重ねた。しかし、それなりに美味しいのだが、ヒトミさんの味とは違う。俺のは、まろやか過ぎるというか、薄味というか、何か物足りない。

そんなことで、ここしばらく作っていなかったのだが、今度の月曜日のランチ会(ノーマンたち)メニューに入れたいと考えた。これまではヒトミさんの口頭レシピを思い出しながら作っていたのだが、今回はネットで何種かの「赤ワイン煮込み」のレシピを取り出し、参考にしながら進めていった。レシピによって、材料や量が微妙に違うが、味が濃くなりそうな材料や量を採用した。出来上がったモノは、相変わらず物足りなさはあるものの、これまでよりは「赤ワイン煮こみ」という感じは出ていた。幾つかの改善点も見えて来た。

赤ワインは中辛くらいが良さそうだ。1時間煮込んだあと、蓋を取ってほど良いペースト状になるまで水分を飛ばす。マッシュポテトは牛乳でなく少な目の生クリームとし、塩をもっと多くして濃い目の味にするなどである。本当は、どれかのレシピ通りした方が上手く行くのかも知れないが、自分なりの工夫というものがなければ面白くない。俺にとっての料理は遊びの一つなのだから・・・・

今夜はジュリー&花ちゃん邸でカラオケ大会ということになっている。晩ご飯は食べてから集合なんだそうな。釣りの相棒MR氏から「あんた一人やろ?ほんならウチで晩ご飯食べてから、カラオケに行ったらどうや」と、誠に気色の良い提案がありまして「丁度いいや」と赤ワイン煮こみを持ち込んだ。

MR邸でエビチリ、筑前煮など俺の大好物豪華メニューが並んでいた。

「えらい気を使わせてすんまへんなぁ」

「いつもの晩ご飯です」

「ホンなことないやろ」

「ウソをついておりました。いつもは質素です」

俺の料理は、やはり今一だったようだ。口では「美味しいよ」と言っても表情は正直だ。近いうちにリベンジしなくてはならない。ビール(正しくは発泡酒)2缶を、瞬く間に飲んでしまった。俺は、元々アルコールに弱く、2缶が適量なのだが、日によっても違い、今日は早々と酔っぱらってしまった。

ヨレヨレでジュリー&花ちゃん邸に着くと、そのまま寝てしまったようだ。なんや騒がしくなったので起きると、いつもの宴会仲間が集合し、いつものようにジュリーがズボンのポケットに手を突っ込んで歌っていた。MR氏が持ち込んだカラオケセットは1200曲収録されている優れもので、歌い終わったら得点が表示される。ジュリーは95点で、やんやの喝采をあびていた。ジュリーが95点なら俺は300点じゃと思いながら歌ったら71点やった。俺は当分ショックから立ち直れそうもない。

2007-10-02

風のたより VOL.735

ワンシェルター

231 女房が大阪に行くので、バス停に送るために家を出ようとしたとき、HR夫妻(コズエさんの両親)が、ドラゴンフルーツなるものを届けてくれた。初めて見る果物で、なるほど竜の体の紋様のようだ。いつもなら「まぁ、上がりいな」と強引に招き入れるのだが、今日はそういうわけにも行かずスマンことでした。土曜日は夕食に招かれている。お二人とも鹿児島県・徳之島の出身ということで、郷土料理が出るかなぁととても楽しみにしている。

女房をバス停に送るのに軽トラで出かけた。帰りコメリーに寄ってコンパネを買うためだ。犬小屋、といってもみかん箱(最近のみかん箱はダンボールやから若い人には分らん例えやろなぁ)のような物を作ろうとしているのだが、これにはそれなりの訳がある

YT家のカイちゃんの生んだ子が、ハルボンの子どもであることに間違いない状況になり、我家も責任があるということで一匹貰い受けることにした。というのは表向きで、可愛くてしょうがないので連れ帰ったのがフータである。フータが成犬になった頃、ベランダ前の斜面を金網で囲ってもらった。狭い上斜面であるが、2頭になったことだし、リードで繋がれているよりいいだろうと思ってのことだ。狭いながら樹木やススキの大きな株があったりして「ミニミニサファリーパークやぁ」と、相変わらず訳の分らんことを喚いていた。

プラスチックながら赤い屋根と青い屋根(首輪やリードもハルボンは赤、フータは青と決まっている)の犬小屋をセットした。しかし、2頭とも昼夜問わずこの犬小屋には全く入ろうとはしなかった。2頭は地続きになっているベランダ下を寝床と決めたようだ。それではと犬小屋は撤去し、ベランダ下に置いてあった物も放り出し、ワン達のスペースとした。

ベランダの床は、スノコのように隙間が空いているので、雨が吹き込むときは床下にも雨水が入り込む。床下にはスノコ、床にはコンパネ、ビニール板、トラック用防水シートなど色々試して来た。一長一短、それなりに効果はあったが、年に何回か強い雨風の折は「家に入れろ」の大合唱を始める。

何度か入れたのだが、入れるときこちらもビショビショになるし、室内犬と違って、抜け毛、臭い、ダニなどの問題もある。飼い主の俺たちは構わないが、ワン達を入れたあと、2,3日は人を招き入れることができない。

で、この度、、犬小屋というより、シェルターのつもりで、床下にスッポリ収まる箱を設置してみることにしたのだ。今日はハル用のを作った。10㎝の高床式、床は取り外しできるスノコタイプとした。折角作っても、床下にはめ込むので誰にも見てもらえないがまずまずの出来である。普段は使わなくても、暴風雨、厳冬期に使ってくれたらいいと思っているのだが、さて、効果のほどは・・・。本当はハルの利用状況をみて、フータ用を作る方がいいのだが、作るのが楽しいので明日作る。

まぁ、俺としては、必要に応じていろんな物を作って、役立たずと分れば壊して、廃材はまた何かに利用してと「D・I・Y]を楽しんでいるのである。楽しんでいるのだから無駄も許されるのである。

2007-10-01

風のたより VOL.734

ゲージツの秋

奥井歯科クリニックで治療を受けたあと、車を旧東浦町に走らせた。サンシャインホールで行なわれている「長沢アートパーク事業 水彩木版画展」(9/28~10/3)を見学するためだ。「長沢アートパーク事業」は、その名のとおり長沢地区を中心に始められた事業で、日本独特の「水彩多色摺り木版」を学びたい版画専門家を世界中から募り、3ヶ月滞在し制作研修する。今年で11年目だそうな。3年前から、研修生が我郷の施設に宿泊するようになり、2年前の研修生は何度か我家にお茶しに来るようになっていた。主宰者のKDさんとも面識ができた。最近仲良くなったノーマンは、2003年度の研修生であった。

てな関わりがあって、無粋な俺も「ゲージツの秋だ。食欲は一年中」と訳の分らんこと喚きながらホールに入った。事務所には、いたいたYT夫人!彼女は12時間前、我家で一緒に映画を観た後「もう直ぐ、○○リーブスの○○君に会わんなんから、ダイエット中やねん!」といいながらアイスクリームを舐めていた。ドスコイ・フラダンスチームの主幹メンバーなんだから、そう簡単にスレンダーになってもらっても困る。

会場に入る。先客約2名。端から観始めて3分の2ほど観たところで「あった!あった!」

213 212 ノーマンの作品。「Horii Tei ,Beautiful Place (堀井邸)」「Happy / Sad (よろこび/悲しみ)」の2作品。2003年度制作とある。そうか、この年、ノーマンはイギリスからやってきて、3ヶ月間に多色摺りを学び、版画制作に励みながら、長沢小学校の先生をしていたコズエさんを口説き、イギリスに連れ帰ったのか?う~む、タフな奴だ!しかし、その3年後には淡路島に連れ戻されている。あはははっ、まんまと淡路島の陰謀に引っ掛ったわけだ。かくなる上は、淡路島に腰をすえて、家族3人(もうすぐ4人?)楽しく幸せに暮しなさい。

それから懐かしい名前も発見。

218 ネリンガ(スエーデン)さん、我家に現れた女性では一番背が高い人だろう。でもとても、穏やかで物静かな女性だった。体型も物腰も、ご近所のご夫人方と対・・・・・・まずい!時として真実を口にすると不幸を呼ぶ。来ると、必ずコーヒーをお替りしていたなぁ。

215 イヴォンヌ(チリ)さん。彼女は英語がほとんど話せず、研修生仲間と言葉を交わすこともなく沈みがちだったようだ。我家に来たとき、ブラジル赴任暦3年というジュリーがいて、怪しげながらポルトガル語で遣り取りが始ると、目が輝きはじめたのが印象的だった。

216_2 ユ ウコちゃん。日本人なんだけどオーストラリア留学時にこの事業に応募しので、逆留学という訳だ。彼女がいたから、他の3人を引き連れて我家にお茶しに来れた。研修終了後、一旦郷里の神奈川県に戻ったようで、年賀状が届いた。年明けにまたオーストライアに帰ると言っていたけど、今はどこにいるのかなぁ。

2,3度、一緒にお茶しただけなのに、こうしてボケボケの俺の記憶に残っている。一期一会!俺の人生のいろどりを豊かにしてくた。感謝!

今年の研修生も、現在我郷の施設に宿泊しているようだが、まだ、どなたともお会いしていない。まぁ、ご縁があればまた出会うことでしょう。