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2007-11-24

風のたより VOL.789

自由律俳句

181 172 昨夜、AS邸に早々とクリスマスイルミネーションが灯された。我家の出窓にもクリスマス小物グッズが並べられた。まだ12月にもなっていないのにねぇ。さて、今年の我郷のイルミネーションはどうなるんでしょうね。バージョンアップかダウンか、俺的には少々冷め気味なんやけど・・・・・・

話は一変、自由律俳句方面へ。「オメーが俳句?なんかの間違いやろ!」と言う声がアチコチから聞こえてくるが無視して話を続ける。「くーみんの部屋」というBBSがある。管理人くーみんさんは淡路島・由良にお住まいで、何度かお会いしたことがある。自由律俳人「りょうさん」(山口県在住)が、このBBSに毎朝「○○のもぎたて」という書き込みをしている。「今日は○○の日」という説明とそれにまつわるサイトの紹介、自作の自由律俳句を一句、種田山頭火の句を一句という構成だ。どれくらい前から続いているのか知らないが、ここ数年俺は、毎朝コレを読むのを楽しみにしている。ただの読み逃げ隠れファンでしかなかった。

それが、今週の月曜日、りょうさんから近作5句と言うことで、ウチのBBSに書き込みがあった。正直困った。相手はブンガクである。自慢じゃないが俺はブンガクやゲージツは解らん。見なかったことにしようとも思ったが、何の反応もしないのは余りにも失礼だ。それで一句一句思いつくままに感想のようなことを書いた。句を味あうなんてレベルではないが、その句から感じたことを言葉にしようとすれば、自分の内面を探る作業になるわけで、アホなりになにかしら心が研ぎ澄まされてくる。それが結構快感なのである。

てなことで、ココ何日か「くーみんの部屋」毎朝のりょうさんの句に、一言添えるようになった。目覚めて10分間ほど、いい時間を過ごさせてもらっている。

秋のしずけさの所在ない雲があちこち

所在なくぼんやりしてるのは俺であり、同年代のおっさん達のような・・・

草がわたしを待っていた ちいさな花つけて

珍しくもない路傍の花と心を通わす人がいる。路傍の小さな花が特別な花になる。優しい人間になりないたいねぇ。

草笛鳴らせぬ不器用な子だ 今も

不器用で何が悪い?不器用に生きたらエエやんか。

どう老いればいいのか 答えぬ雲とにらめっこ

所詮は禅問答、このにらめっこ笑ったが勝ちじゃァ。

敵も味方もなく ひとりの月があかるい

敵だとか味方だとか、いるようでいないものなのかもせしれぬ。自分らしくいきていればいい。お月様のように。

酔ってはいないという影がよろけてる

酔っ払い至福のときですなぁ。自分が揺らいでいるのではありません。周辺のものが揺れているのだ。今夜は揺らいで過ごそう。

今日を逃げ切った体 独り酒でねぎらう

近所の長老TN氏は、朝、目が覚めると「おっ、今日も生きとった。バンザーイ!ビールが飲める。うれしいなぁ」と雄たけびをあげます。老いが追いつかぬほどぶっちぎりで逃げて、今夜も祝杯といきましょう。

夜がとばりをかけた樹影の祈るかたち

海辺に転がっている流木や石が何かに見えることはよくあります。多分にその時の心情を投影してるものなのでしょう。「祈るかたち」に見えたのは、祈る気持ちのある人でしょう。我家の天井・壁は板張りで、無数の節目があります。その一つ一つが人や動物に見えます。それがなんともマヌケ面ばかりで・・・ン?

コメント

ハルボンさん、ありがとう。
くーみんの部屋の多くの方々は、ネットメンタルのサイトで
出会ったのです。

りょうさまは第一部のほうで、俳句をお届けしていました。
管理をされていた方は、ネットカウンセラーの奥さまで、
映画の解説や小説や詩や俳句、それらの投稿を
一身にこなしながら、心病む人たちへの相談のお返事も、
この奥さまが忙しいご主人に代わり代返していました。

私たち心病むメンバーさん、家族は、第二部のBBSで
病気の相談を受けていました。

たくさんの方に慕われた若い清楚な方でしたが
事情でネットから身を引かれたようです。

その後を、ピアニストの「すずきみゆきさん」が
引き継がれたのですが、お忙しいみゆきさんの代わりに、
何故か、なんの才能もない私が受け継ぐ形になっています。
リンクあり
http://psyco.jp/kumiko826/hp/haiku.html

第22回山頭火全国俳句大会「山頭火賞」受賞作品
これ、りょうさまの作品です。私の家の台所にあります。
リンクあり
http://psyco.jp/kumiko826/P1010396.jpg


あの・・・ご存知なかったのでしょうか・・・?
うららさんは伝統俳句歴(5・7・5)40年の大ベテランで、
あちこちの賞を総なめにしているのですよ。

これから、ハルボンさんのところへも、
近作5句が月1回届けられると思います。

「今日の一句」「今日は何の日」は、もう5年になります。

70才を回られたりょうさまが、お母さまを自宅介護
されながら、5年も、朝昼夕方の3回、お返事に
回って来てくださってます。ほとんど皆勤です(笑)。

くーみんさん、オハヨー!

「くーみんの部屋」の詳しい事情、初めて知りました。経緯はともかく、こうしてたくさんの人がくーみんさんの下に集っているのですから、それはくーみんさんの魅力です。そのうえで、集う人々が紡ぎあい、居心地のいい空間を創りあげているのでしょう。
一人の人間にとって参加したい場があるというのはとても大切なことだと思います。

賞云々は全く知りませんでしたが、うららさんが、文学の人であることはよく分ります。
何か雰囲気があるのです。
ただ、残念ながら俺には俳句が解らん。

こんなこと言ったら怒られるかも知れんけど、自由律は気の利いたコマシャールコピー的な要素があって親しみ易い。「ふんふん」と頷くことが多いのです。

なんだかエラソーなことユーてしもた。

心に病に苦しんでいる方々の書き込みに対して、俺のようなアホ系が絡むことは出来ませんが、なんとなくわかるなぁという部分も多いのです。

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