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2007-12-01

風のたより VOL.796

刑事

師走ですなぁ。ついこの間まで、この猛暑何とかならんかと喚いていたのになぁ。師走なのに、なんとさっきまで野球のナイター実況を楽しんでいた。オリンピック予選、日本VSフィリッピン。フィリピンにプロリーグがあるのかどうか知らないけど、レベルに差がありすぎる。なのにゲームそのものは、星野監督言うとおり「すっきりしないねぇ」という内容だった。日本の野球の申子達よ、明日の韓国戦、しびれるような試合を見せてくれ!野球は楽しいね。

喫茶部に最初に現れたのは、ノーマンファミリーと義父母HR夫妻だった。怜君(2歳)は終始ご機嫌でよくしゃべっていた。怜君は英語を話せないHR夫妻には「じいちゃん・ばあちゃん」と呼ぶし、ノーマンとコズエ夫人には「ダディ・マミィ」と呼ぶ。それがホンマモンの発音だ。当たり前か。さて、怜君はこれからどんな風に言葉を習得していくんやろね。幼稚園に行くまでは英語・日本語半々で、小学校に入るころには多分、ほとんど日本語になるンやろね。

怜君がお昼寝の時間なので、ノーマンファミリーは先に帰り、HR夫妻は残ってくれた。HR氏は、チョット強持ての元刑事である。この前HR邸にお呼ばれに行ったとき、刑事時代の話を聞きだそうと目論んでいた。しかし、違う話題で盛り上がってしまったので、聞けずじまいだった。今日も最初は故郷・徳之島の話しで盛り上がっていたが、俺は言葉巧みに刑事時代方面に話を誘導、やっと「最も記憶に残る3大事件について述べよ」と切り出す刹那、近所のIZさん、人形作家MZさんが現れ、話は途切れた。残念。

俺は、刑事物、サスペンス物が好きで、松本清張、森村誠一などを特に好んだ。刑事像にリアリティが感じられるのが好きだった。しかし、コレまでいろんな職種の人と知り合ったが、刑事に知り合いというほどの人はいない。

一度だけ刑事に事情聴取されたことはある。校長が教室に来て「二人の刑事さんが来て、あんたに話を聞きたいと言っているのが、なんかあったんか?」と不安げに俺の顔を覗き込む。俺が心配というより、自分に迷惑が及ぶのでないかとオロオロしているのが垣間見え嫌な感じだった。まぁ、麻雀でチョコレートの遣り取りや酔って立ちションくらいの覚えはあるが、刑事に追ッかけられるほどの心当たりはないので安心してや。用件は「ご存知だと思いますが怪人二十面相と名乗る江崎グリコ社長誘拐犯を捜査しています。柳原さんは和文タイプライターをお持ちですね。今も手元にありますか?」と言うことだった。「その事件はよくニュースでみてますが、私のタイプライターは報道されているのと違うメーカーですよ」「分っています。それでも捜査の手を広げ・・・」なんて遣り取りがあって10分ほどで引き揚げた。

また、校長がやってきて「なんやった?」と訊いた。かいつまんで話すと「おおっ、あの事件の捜査か」と驚きながらも、顔は安堵感で一杯だった。「お前のようなアホが、あんな知能犯になれるはずがない」と思っているのがミエミエだった。1回このオッサンのハゲ頭どついたろかと思ったが、俺もハゲたのでやめた。

交通取締りでは何度か警察のお世話になっているが、刑事と接触したのはこれ一度きりである。で、いつか刑事と知り合ったら、質問攻めにしたろと虎視眈々狙っていたのである。今度夕食にでも招待して、適度に酔っぱらせて、一杯聞き出してやろう。しかし、聞き出すのは向こうがプロやからなぁ。結局、俺の洗いざらいを聞きだされるのとちゃうやろか。まぁ、いい事をしてない代わり、悪いこともしてないから、知られたってドーってことない人生やけどなぁ。

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