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2008-01-05

風のたより VOL.814

冬のハモ鍋

久しぶりに畑に出た。植えてあるのは玉ネギ200本だけなのだが、一本も枯てれなく、ホット胸を撫ぜ下ろす。1~3月に月一施肥をしておくと、暖かくなる4月5月でぐんぐん成長する。収穫後1年は保存できるので、非常に貴重な食料だ。今夜のハモ鍋にも、昨年収穫した玉ネギをたっぷり投入した。もう、最高よ!

納屋で流木と遊んでいたら、ペンションオーナーSK夫妻が鯖寿司を持ってきてくれた。前にもらったことがあるのだが、ネットで福井から取り寄せたこの鯖寿司は超がつく優れものである。京都の老舗「いづう」に勝るとも劣らない美味なのに値段はそれほどでもない。しばし歓談。

004 その鯖寿司で幸せな昼食を済ませたところに、元・竹谷花田んぼ主催者NK氏がやってきた。掘りたて巨大山芋とホーレン草を持ってきてくれた。お茶しながらアレコレ話がはずんでいるところに、釣りの相棒MR氏がやってきた。MR夫妻は年末年始を和歌山県白浜に住む義母のところで過ごしていたのだ。お土産のマグロ佃煮と白浜滞在中に描いたという油彩画(写真)を持ってきてくれた。一緒にお茶、4時前まで歓談する。

4:00、調理に取り掛かる。俺はタラの唐揚げ甘酢あんかけ、女房は餃子を担当。

5時すぎ、早々とHR夫妻到着。骨切り済みのハモ4パック、出汁、白菜、ひじきの煮物、ひしゃものゴマ揚げ、デザートのフルーツポンチ、お新香など持ち込む。いつものことながら、その品数、量に圧倒される。

003 6:30 OMファミリー(夫婦、子供3人)到着。食事スタート。HR氏、OM氏はまったくお酒を呑まない人で、俺は少量でいい方、それに子供3人(小5、小3、5歳)いるということもあって、宴会という雰囲気ではない。それで今夜は作りたて熱々状態で食べさせることに重点を置いた。甘酢あんかけは、全員揃ったところでアンを作りはじめ、アツアツを取り分けた。大好評で、お代り殺到5分で完食。餃子も2回焼いたが、冷めぬうちに完食。

ハモ鍋は、ハモを煮過ぎないように、火が通った時点で取り分ける。OMファミリーは全員ハモ鍋初体験ということだが、ほわほわのハモと甘めのスープがとても気に入ったようだ。お腹いっぱいと言いながら雑炊も完食。OM氏はまた食わせろとわめいていた。

ご存じない方のために言っておくと、ハモ鍋は鍋料理でありながら、淡路島では夏の風物詩なのだ。お店で、鍋、湯引き、ハモ卵鶏卵とじ、雑炊などコースで注文すれば一人1万円は下らないちょっとした高級料理なのである。土用のウナギ的要素があるのだろうと勝手に推察している。淡路島に住み着いて、数々の感動料理に出会ったが、俺的にはハモ鍋がNO、1だ。

一昨年「落ちハモ」(旬を少し過ぎた秋に獲れたもの)の存在を知り、HR夫人を通じ漁師さんに直接頼んでみたら、これがまた美味しかった。漁としてはオフシーズンということで格安なのも嬉しい。11月だから鍋料理が恋しくなる時期でもある。思わず「大発見やー」と叫けんだものだ。

落ちハモが美味しいなら、真冬のハモも美味しいやろと、またまたHR夫人を通じて漁師さんに頼んでみたら、まだ網に入るようで手に入れることができた。これが今夜のハモである。そう、ハモは一年中美味しいのだ。

てなことで1時間でほぼ食べつくしてしまった。作り手としてこんなに嬉しいことはない。呑んでワイワイ宴会もいいが、こうしてひたすら食べるというのもいいもんだ。

9:00過ぎ、OMファミリーの子供たち3人は、パジャマに着替え車に乗り込んだ。大阪に帰り着いたら、眠ったまま布団に運ぶためだ。HR夫妻とはお茶しながら小一時間話込んで送り出した。大量の食材を持ち込んでくれたHR夫妻に感謝。

これで正月は終わりにしよう。

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