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2008-10-20

風のたより VOL.1087

ハルボン旅行社

午後、夕陽の家MT邸に出向いた。26(日)、27(月)に計画している高知旅行の打ち合わせのためだ。この小旅行の話は数年前から持ち上がっていながら、なかなか実施できないでいた。元々は、こちらを日曜の午前3時に出発して、日帰りで高知の朝市を見物するというハードな計画だった。MT氏(74歳)は、今回もそのつもりでいたようだが、俺が1泊にしようと提案した。MT氏は、血管バイパス手術を何度も繰り返しているし、お互いもうハードな旅行を楽しめる歳ではないことを自覚すべきだと、一見まともらしい意見を述べたのだ。氏は不満気だったが、夫人(ミナさん、70歳)は、素早く賛成の意を表明した。ミナさんは、やはりご主人のことが心配だったらしく、俺の提案にホッとした様子だった。

車も俺のを出すと申し出たのだが、これはやんわり断られた。う~ぬ、すんなり目論見通りは行かぬものだ。日帰り高知旅行は、しんどいだけで楽しめないというのは確かに本音なのだが、もう一つの伏線があったのだ。をこの小旅行の話を俺のペースで進め、自分の車を運転して行くところに持っていきたかったのだ。氏に運転を任せると、それが彼の趣味なのか、高所恐怖症の俺を怖がらせることに喜びを見出しているのか分からないが、まずもって通常人が走りたがらない崖っぷちの道を行くのに決まっている。これまで、何度そんな目に遭わされていることか・・・・!

氏が運転するとなれば、また作戦を練り直さなければならない。「え~、それでは俺の方で、ホテルの予約、日程など一応組んで打ち合わせに行きます」と一方的に告げた。とにかく往路は、高知まで高速道路を降りないことを主眼とした。これは、土曜日はどこのホテルも満室で、日曜出発になったのが幸いした。午前中高知に着きたいのなら寄り道などしてられない、最短コースを辿るしかないのだ。なかなか良い。氏に任せると、大歩危小歩危の旧道を抜けようとするに違いない。昨年春、その旧道に迷い込み、小便を漏らし気絶したのを思い出す。

さて復路である。「え~、今回の旅の目的は3つです。日曜市見物、戻り鰹のたたきを食べること、讃岐うどんを食べることです。後は、車中ワイワイご陽気にまいりましょう!」とたたみこんだ。てなことで、復路は高松自動車道・高松西ICで下りて、讃岐うどん「もり家」に行くことにした。本当は「やまうちうどん」というところにしたかったのだが、ここにすると高知から地道を山越えで行けると言いだすに決まっているので、あえてその名は出さなかった。

声に出せない水面下のかけ引きがあり、なんとかハルボン旅行社の提案は通り、危険は回避できた。後は俺が助手席で眠らないで、車が横道にそれないよう気を張るだけだ。これが結構つらいかなぁ。しかしながら、このメンバーだと、目的地はあんまし関係ないわけで、前回は「きな粉豚のトンカツ」の看板でずっと盛り上がっていたように、なんや面白そうなものを見つけては話をエスカレートさせて喜んでいる。さてさて、今回は何が目に留まることやら・・・・

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